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【滋賀】あじさいの時期なので長浜市余呉町のお寺へ その1 (久澤山全長寺篇)

神社仏閣めぐり
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滋賀県長浜市余呉町(ながはまし よごちょう)には、全長寺(ぜんちょうじ)という、アジサイ(紫陽花)と達磨大画像(だるま だいがぞう)で有名なお寺があります。

以前、冬場に訪れたときは時期外れだったので、アジサイの花は咲いていませんでした。
しかも閑散期だったからか、本堂の中にも入れませんでした。

あじさい

つい先日(6月中ごろ)たまたま、全長寺がアジサイで有名なことを思い出したので、見に行くことに。
本堂も拝観できたので、達磨大画像をはじめとして、いろいろなものを見られました。

全長寺の駐車場へ

全長寺へは、国道365号線を長浜市余呉町池原のあたりで西へ曲がり、橋を渡ったらすぐに左側の細めの道に、下りていきます。

あとは田んぼが広がる田園地帯の中を、山に向かって進んでいくだけです。
全長寺の森まで来たら、左(南)側にあるうなぎの寝床のような駐車場に停めました。

駐車場

ちなみに全長寺の本堂の正面にも、駐車場があります。
ただどうせなら近道なんかしないで、入り口から参道をあるきたいところです。

全長寺の境内へ

ということで、お寺の石碑が建つ全長寺の入り口に来ました。
周辺の田んぼが耕地整理されたときに、参道が短くなったので、入り口付近で参道が曲がっています。

実際に参道を歩いてみましたが、アジサイはまだ株によって咲き具合が異なっていました。
ソメイヨシノ桜のように、一度に咲き揃うという訳ではないようです。

また全長寺の森を見てみると、青と白のアジサイが目立つので、寂しげな雰囲気がしました。
ちなみに参道沿いには、真っ赤なものや尖ったような形のアジサイもあります。

全長寺の庭園

全長寺ハス池
全長寺ハス池

全長寺の庭の方へ行ってみると、ハス池あじさい庭園がありました。
ハスの花の見ごろは夏なので、ハス池はまだ葉っぱしか見えません。

あじさい庭園の方を見ると、満開のものも処どころにありますが、まだまだ来るのが早すぎたようです。
咲いているのがまばらで、何だか寂しげな感じがしました。

全長寺の本堂へ

アジサイのつぎは、全長寺の本堂を拝観することにしました。
見どころとしては、次のようなものがあります。

  • 達磨大画像 …………… 禅宗の開祖である達磨大師の巨大な画像。壁一面を覆う大きさ。
  • 馬頭観音像 …………… 本堂脇の観音堂の中に安置。
  • 心経竹之軸 …………… 竹を描いた水墨画の掛け軸。葉として般若心経が散りばめられている。
  • ろくろ首弁財天 …… 人頭蛇身の宇賀神(うかのかみ)と弁財天の融合体。
  • 毛受兄弟の牌 ………  柴田勝家に仕え、賤ヶ岳の戦いで活躍した兄弟の位牌。
  • 庭園 ……………………… 達磨に見立てた白い岩や逆さ琵琶湖の池など。
達磨大師

本堂の中に入って拝観料を支払うと、住職の奥さんらしき方が、付きっきりで説明してくれました。
あらかじめ禅宗や毛受(めんじゅ)兄弟などについて知識を得ておくと、理解しやすいかも知れません。

スギの老木
スギの老木

本堂から外へ出てくると、駐車場の向こうに巨大なスギの老木が立っていました。
樹齢400年以上にもなるそうで、全長寺の歴史を見てきたのかも知れません。

つぎは、毛受兄弟の墓に行きます。

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