今年(2020年)は暖冬なので、一部地域を除いて、あまり雪が積もっていません。
3月になってすこし春めいてきたので、久しぶりに福井県を訪れてみることにしました。
予定では、越前海岸のあたりを走ってみるつもりだったので、国道8号線を北上することに。
ところが敦賀のあたりで直進車線に入り損なって、なんとなく敦賀港のあたりまで来てしまいました。

道路案内標識には、面白そうな「敦賀赤レンガ」や「フェリーのりば RORO船」の文字が見えます。
とりあえず気になった「敦賀赤レンガ」へ行ってみることにしました。
敦賀赤レンガ倉庫の駐車場へ
敦賀赤レンガへは実際のところ、国道8号線(敦賀バイパス)の交差点「余座」で、北西へ曲がっています。
ただ古くからある方の国道8号線の交差点「曙」で、北西へ曲がったほうが判りやすいかも知れません。
旧敦賀港駅舎の近くの交差点では直進し、道なりに金ヶ崎緑地の横の道を北上します。
案内標識にしたがって、さらに丁字路で右折を2回繰り返すと、赤レンガ倉庫の駐車場に着きました。

ちなみに路線バス「ぐるっと敦賀周遊バス」に乗れば、JR敦賀駅から赤レンガ倉庫まで行けます。
いろいろな観光地をお手軽に見て回れそうです。
赤レンガ倉庫へ行ってみることに
敦賀赤レンガ周辺の地図 敦賀赤レンガ倉庫
さて駐車場に自動車を停めて道路の方へ歩いていくと、敦賀赤レンガ倉庫周辺の地図がありました。
すぐ近くには、敦賀鉄道資料館や人道の港「敦賀ムゼウム」、金崎宮(かねがさきぐう)もあるようです。
人道の港「敦賀ムゼウム」は近年、テレビなどで話題になった杉原千畝(すぎはら ちうね)さんと「命のビザ」に関連する博物館です。
杉原千畝さんは日本の外交官で、第二次世界大戦中にリトアニアのカウナス領事館へ赴任。
外務省の意向に背いて大量にビザを発給し、多くのユダヤ人難民などを助けました。
敦賀港は、その助けられた人びとが上陸した場所です。
そのとなりには、敦賀赤レンガ倉庫の地図もありました。
敷地の中にはジオラマ館とレストラン館の 2つの建物があって、オープンガーデンもあるようです。
ジオラマ館 レストラン館
まずジオラマ館を見て、お腹がすいたらレストラン館でお腹を満たしても良さそうです。
とりあえず歩道をまっすぐに歩いていくことにしました。
宇宙戦艦ヤマトのブロンズ像
「宇宙戦艦ヤマト」のブロンズ像 旧式万能ロボット「アナライザー」
さて赤レンガ倉庫に向かって歩き出すと、すぐにブロンズ像群が目に入りました。
どれもこれも、「宇宙戦艦ヤマト」の名シーンをイメージしたものばかりです。
ちなみに JR敦賀駅から気比神宮へと至るシンボルロード沿いには、「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントが設置されているようです。
銀河鉄道999 宇宙戦艦ヤマト
作者である松本零士(まつもと れいじ)さんは福岡県久留米市生まれなので、出身地ではありません。
敦賀市は「鉄道」と「港」の町なので、そこから連想しただけのようです。
急行「わかさ」として活躍した車両

すぐとなりには、国鉄の気動車「キハ28形」が展示されていました。
そのむかし同じ形の車両が、小浜線で急行「わかさ」として走っていたそうです。
そもそもは、敦賀市でかつて開催されたイベントにおいて、展示されていたものなのだとか。
むかしを懐かしむ市民たちの声を受けて、敦賀市が買い取ることに。
ということで現在は、敦賀赤レンガ倉庫のとなりに展示されています。
つぎは、敦賀赤レンガ倉庫を見に行きます。
コメント