福井県敦賀市(つるがし)から、京都府宮津市(みやづし)の天橋立(あまのはしだて)まで、自動車道を通って行けるようになりました。
ということで以前、自動車道を通って天橋立を見に行ってきました。
ただそのときは、自動車道がつながってから、もうすでに数年が過ぎていたのですけどね。
前回は残念ながら断念!

実はかなり以前、国道27号線(丹後街道、たんごかいどう)を通って、天橋立を見に行こうとしたことがありました。
そのころはまだ、敦賀と天橋立をつなぐ自動車道はありません。
途中の道の駅で休憩したりしながら、ひたすら西に向かって車を走らせました。
しかし、一向に天橋立は見えてきませんでした。
舞鶴の茶畑で道に迷って

京都府の舞鶴市(まいづるし)に入ったところで行くのを諦めて、引き返そうとしたのですが、横道に入ったら運悪く道に迷ってしまいました。
そのとき、山の斜面にある茶畑の中を車で右往左往したので、舞鶴と聞くとそのときの光景が脳裏によみがえってきます。
舞鶴若狭自動車道に乗って

さて、福井県の敦賀ジャンクションから、西へと向かう舞鶴若狭自動車道は、はじめて通る自動車道だったので、多少緊張しながら走っていました。
ほとんど山間部ばかりを通る道で、まだまだ片道1車線のところも多く、しかもたびたび高架橋の上を走ります。
かなり走ったので、この先どう行けばいいか調べるため、綾部(あやべ)パーキングエリアに入りました。
綾部パーキングエリアで危機一髪!
車を駐車スペースに停めて地図を探すと、ついでに行ったトイレの脇で見つけられました。
その地図を見てビックリです!
なんと、このあとすぐに通る綾部ジャンクションで、綾部宮津道路に乗り換えて、北に進まなければならないところでした。

危うく乗り過ごしてしまうところです。
しばらく休憩したあと、ふたたび自動車道に乗り、無事天橋立へと続く道路に乗り換えられました。
綾部宮津道路で万葉にふれる
綾部宮津道路を走っていると、大江山(おおえやま)と書かれた看板を発見しました。

大江山と言えば思い出すのが、小倉百人一首の中に出てくる、小式部内侍(こしきぶのないじ)の和歌です。

大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立
京都で行われた歌を詠む大会のときに、からかわれて咄嗟(とっさ)に詠んだ歌です。
ちょっと万葉の空気に触れたような気がして、うれしくなりました。
ただ周囲に見えるのは山ばかりです。
悲しいかな、どの山が大江山なのか、さっぱり判りませんでした。
はじめての宮津
綾部宮津道路を宮津天橋立インターチェンジで降りると、案内板にしたがって北へ右折しました。
はじめて来たので、ちょっとドキドキです。
つぎは、道の駅「海の京都 宮津」がある交差点「浜町」で西へ左折です。
あとは、案内板が天橋立までの道を教えてくれました。

道路脇を歩く人が多くなってくると、天橋立はすぐ近くです。
しかし、駐車料金のことを考えて、ちょっと離れたところの広い駐車場に車を停めました。
駐車場にて情報収集

駐車場のおじさんに、天橋立を股のぞきする場所は、どこがお勧めかと尋ねました。
すると、どちら側の山の上からもできるけど、通常は向こう側の傘松公園から股のぞきをするとのこと。
以前皇室の方がいらっしゃったときも、向こう側に行かれたそうです。
はじめてなので言われるがまま、向こう側の傘松公園から股のぞきすることにしました。
ただ、せっかく来たので、天橋立を歩いて渡ることに。

とりあえず、天橋立のたもとへ歩いていきました。
次回は、天橋立を歩いて渡ります。
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