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【ブリード現象】PCケース「ローニン」の表面のゴムがベタついてホコリまみれに

パソコン
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ボクは市販のパーツを組み合わせて、パソコン(別名、PC)を作っています。

ところが数年前に買ったPCケースの表面が、ここ最近かなりベタついてきました
何度拭き掃除をしても、しばらくするとホコリまみれになってしまいます。

パソコンの組み立て

それ以前に使っていたPCケースでは、経験したことが無かったのですけどね。
という訳で、新しいPCケースを買って、パソコンのパーツを移し替えることにしました。

問題のBitFenixのPCケースは

BitFenix の PCケース「Ronin」
BitFenix の PCケース「Ronin」

つい最近まで使っていた PCケースは、BitFenix(ビットフェニックス)社の Ronin(ローニン)です。

いろんな工夫が施されているため、パソコンが組み立てやすくて拡張性にも優れています。
また表面にゴムがコーティングされているため、光沢がなく手触りが柔らかです。

組み立てた直後は、側面の透明アクリルから中も見られて、とてもお気に入りでした。

掃除用具のはたき

ところが次第に、PCケースの表面にコーティングされたゴムがベタつくようになります。
PCケースの上面と正面に、ホコリが目立つようになってしまいました。

ゴム製品のブリード現象

ゴムの表面がベタついた原因は、ブリード現象のようです。

ブリード現象とは、混ぜられた配合剤が液体となって表面ににじみ出ること。
ちなみに粉を吹く場合は、ブルーム現象とよばれる。

ゴムの木から採取された原料ゴム(別名、生ゴム)には、そのままでは弾性がありません。
通常は硫黄などの配合剤を加えることで、ゴムに伸び縮みする性質を持たせます。

ゴムとび

この配合剤が様々な要因により、ゴム製品の表面ににじみ出ることがあるそうです。
ゴム製品の劣化を遅らせる効果があるそうですが、ベタつくのは困りものです。

新しいPCケースを買うことに

ということでパソコンのパーツはそのままに、PCケースだけを新しくすることにしました。
今のところパソコンの性能には、特に不満がありません。

パソコンケース

要件はおおよそ次の通りです。

  • ATX のマザーボードが収まる。
  • は 200ミリメートル、高さ奥行きはともに 500ミリメートル以内。
  • そこそこ拡張性がある(5.25インチベイx2、3.5インチシャドウベイx4)。
  • USBやイヤホンなどの前面ポートは横向き(ホコリが入りにくいように)。
  • パーツのライトアップはしないので、側面ののぞき窓はナシ

最近の PCケースは、見た目と空冷の流れを考えて、裏配線できるようになっています。
幅の広いものが多かったのですが、ようやく要件に合うものを見付けました。

CorsairのコンパクトなPCケースは

見つけた PCケースは、Corsair(コルセア)社の Carbide 100R Silent(カーバイド 100アール サイレント)です。

早速インターネットで注文して、休みの日にパソコンのパーツを移し替えました。
価格が安いのですこし心配でしたが、作りはしっかりしており問題なく動いています。

ただサイドパネルの鉄板が薄いので、PCケースを立てていると、しっかりと締まりません。
いつもPCケースを寝かせて、両手両肘を使ってパネルを押さえながらスライドさせています。

あとがき

これまで安い PCケースを使ったことが無かったのですが、安い PCケースの中にもしっかり作り込まれたものがあるようです。

まさに今回の PCケース「Carbide 100R Silent」がそうでした。

仕事場

外観は、流行(はや)り廃(すた)りがなく飽きのこないシンプルな作りになっているので、これからも長く使っていけそうです。

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