岐阜県の不破郡関ヶ原町今須と大垣市上石津町奥の境には、ボンテン山があります。
その山はなぜか、別名「犬の尾」ともよばれているようです。
以前、峠を越えるついでにボンテン山を探してみたのですが、とうとう見付けられませんでした。
ということで、ふたたびボンテン山を探しに行きます。

関ヶ原町今須の祖父谷集落から祖父谷林道を進み、大滝橋を渡って大滝林道に入り、分かれ道を通って尾根筋まで登ったあとは、三岐幹線の案内板にしたがって、送電鉄塔No.33まで来ました。
送電鉄塔No.32への道
ふたたび森の中へ 尾根筋を歩いて 途中から右の谷の方へ
ということで、次の送電鉄塔へ向かうため、森の中へ入っていきます。
登ったり下りたりしながら尾根筋を歩いていき、途中からは緩やかな谷あいを歩いていきました。

谷あいの道を登っていくと、道が左右2方向に分かれています。
どちらへ進めば良いのか判らなかったので、とりあえず送電鉄塔No.32 の方へ行ってみました。
左下の道を通って 急勾配の下り坂 森の出口
ちょっと不安になるぐらい道が下っていきますが、構わずに進んでいきます。
すると送電鉄塔が建つ急勾配の広場へと出られました。
送電鉄塔No.32とその先へ
送電鉄塔No.32(左) 送電鉄塔No.32(中) 送電鉄塔No.32(右)、伊吹山
送電鉄塔No.32 のあたりは、ものすごく見晴らしが良いため、遠くの方までよく見えます。
ただ見えるのは空と山ばかりなので、面白みはありません。
送電鉄塔の先へ ヤブの中へ 急勾配の植林地帯
下の方から水の流れる音が聞こえてくるので、もしかすると祖父谷大滝がありそうです。
ちょっと気になるので、黒い樹脂製の階段を下りて、ヤブの中へ入ってみました。

その先は急勾配になっており、スギの木の植林地帯になっています。
しばらく下りてみたのですが、勾配が急になる一方なので、滝は諦めて引き返すことにしました。
尾根筋を南の方角へ

結局、寄り道にムダな時間を使ってしまいましたが、ふたたび分岐点まで戻ってきました。
今度は、送電鉄塔No.31 の方へ進むことにします。
公社分収造林地 尾根筋を南の方へ 林道に出たら右へ
このあたりからは、尾根筋をおよそ南の方角を目指して、高い方へ登っていきました。
判りやすいからかも知れませんが、長い道中に黄色い案内板はほとんど見当たりません。
ひたすら登っていき、何だか前方が明るくなってきたと思っていたら、林道に出てしまいました。
この先は、林道を歩いていくことになるようです。
林業用作業道を歩いて
林道を西へ 尾根を迂回して 林業用作業道の門
ということで、なだらかな林道を西へ西へと歩いていきました。
途中に林業用作業道の門があったので注意書きを見ましたが、歩行者は制限を受けてなさそうです。
むかし地区で所有する山林を見回るために、軽トラックで通ったことがあります。
もちろんあらかじめ管理者の許可をとり、鍵で扉を開け閉めして出入りしました。
分岐点(左)、上石津町へ 分岐点(中)、関ヶ原町今須へ 分岐点(左)、黄色い案内板
林業用作業道の門を抜けて、しばらく坂道を登っていると、分かれ道に着きました。
あたりを見回すと、道路の脇に中部電力の黄色い案内板があります。
尾根の向こう(関ヶ原町今須)側へ進んでいきました。
つぎは、今須側の下土林道を歩いていきます。
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