先日、かねてより全身がんを告白されていた、高齢の女優の方がなくなられました。
全身がんを告白されてからも、精力的にいろんな映画などに出演されていたので、傍目(はため)にはお元気そうに見えたのですけどね。
もしかして、がんは治療しないほうが、痛みもなく長生きできるのでしょうか?
昔ドラマで見た、がん患者は
ボクが子どもの頃、ドラマを見ていると、病院に入院しているがん患者の方が、ベッドの上でウンウンと唸(うな)って、苦しみ悶(もだ)えていました。

だから、体にできたがんは痛むものなのだと、ずっと思っていました。
しかしほとんどの場合、がんって気付かないうちに、できてしまうもののようです。
がんを発見したときには、末期の状態で、もう手遅れになっていたという話も聞きます。
つまり、末期のがんでも痛まないということなのでしょう。
昔のドラマなので、現代のようにお医者さんの監修とかが、無かったのでしょうね。
風邪を治す薬は今のところ存在しない

さて風邪をひくと、ボクたちは風邪を治そうとして、風邪薬というものを飲みます。
実は、風邪を治してくれる薬などというものは、未だ発明されていません。
風邪の症状というのは、体が風邪を治そうとして、いろいろと対処している状態なのですが、風邪薬はその症状を抑えるためのものです。

結局、体が風邪を治すのを邪魔している訳ですから、風邪の治りが遅くなり、風邪が長引く要因になっています。
がんに抗(あらが)う薬って何ですか?
ところで、がんに対抗するための薬という名前の、抗がん剤というものがあります。

一見がんを治してくれそうな名前の薬ですが、治療効果が認められているのは、血液のがんなど一部のがんに限られているそうです。
臓器のがんは一旦、腫瘍が小さくなりますが、消えて無くなりはしないそうです。
もし、あまり役に立たないのなら、髪の毛は抜けるし吐き気はするしで、散々な薬です。

そもそも、お医者さん自身ががんになったときは、抗がん剤などは使わないそうです。
自分や自分の血縁者の場合には、放射線治療をするのだと聞きますが本当でしょうか。
追記(2018.10.10)
以前からその薬の存在は聞いていましたが、オプジーボを開発した本庶佑(ほんじょ たすく)さんが、ノーベル医学生理学賞を受賞されました。
この薬を使うことで、がん治療後の生存率が上がればいいのですが……。
医療の常識がコロコロと変わる

さて最近、常識がコロっと変わって驚いたものに、コレステロールの摂取があります。
ウチの母も以前は、卵は 1日 1個までとお医者さんに言われて、気を付けていました。
コレステロールを摂りすぎると、血管内のコレステロールが増えると言われていましたが、研究の結果、それが真実ではないことが判明したようです。

他人の研究結果を誰も検証しなかったのか、間違ったことがまかり通っていたようです。
ただ卵は、1日 3個までにしておくほうが良さそうです。
それ以上食べ過ぎると、今度は栄養の摂りすぎになってしまうそうです。
ガンは手術で治るのですか?
ところで、がんは手術で本当に治っているのでしょうか?

体の中を弄(いじ)くられた挙げ句、生活の質(QOL)が落ちてしまい、すぐに死んでしまっては目も当てられません。
テレビで、有名人のそんなニュースを見る度に、ちょっと考えてしまいます。

もしかしたら、がん検査など受けないほうが、長生きできるのかも知れません。
がん検査を受けて、その結果を待っていると毎回、不安でいのちが縮む思いです。
あとがき
さて先日見た、NHKのテレビ番組「日本人のおなまえっ!」の中で、昔はあらゆる病気の原因が「風」だと信じられていた時代があったことを知りました。

現在では病気の原因が「風」でないことは、誰もが知っています。
同様に将来的には現在、真実だと思われていることが、真実ではなくなることもあるのでしょうね。
ということで、お医者さんや医療を極端に信用しすぎないほうが、賢明のようです。

暴飲暴食をしないで日々適度な運動をして、早寝早起きで笑って暮らすのが、健康で一番長生きしそうです。
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