ボクは、20年以上むかしに買った辞書を、つい数年前まで使っていました。
20年も経てば、辞書もいろいろと進化していて、使いやすくなっているはずです。
「どの辞書も、大体同じですよ」と言った、本屋の店員の方もいるらしいのですが、どんな辞書が良いか調べて、英和辞典、国語辞典そして漢和辞典を買い替えてしまいました。

まずは、英和辞典を買い替えた話です。
それまで使っていた英和辞典は
それまで長い間、使っていた英和辞典は、研究社の「ユニオン英和辞典」というものでした。

実は、高校の合格発表の日に、校内で教科書などと一緒に、研究社の「新英和中辞典 第5版」を買っていましたが、とても読みにくいので、駅前の本屋で書い直したのです。
高校生当時は何の違和感もなく、挿絵もあって使いやすいと思っていたのですが、今あらためて見返すと、とても使いづらいです。
- 全面一色刷り。
- 重要な単語と、そうでない単語の文字の大きさが同じ。
- 辞典を閉じたとき、辞書を引く目安になるアルファベットが印刷されてない。
- 和英小辞典がない。

当時はどの英和辞典も、まだこんな感じだったので、ほかに選択肢はありませんでした。
最新の英和辞典の売れ筋は
最新の英和辞典で一番の売れ筋は、大修館書店の「ジーニアス英和辞典 第5版」だそうです。
全国の進学校と言われるような高校などで、推奨されているようです。
高校の合格発表の日に、ボクと同じように中身も確認せず、買ってしまうのでしょうね。

本屋に行ってこの辞典の中身を確認してみると、研究社の「新英和中辞典 第5版」を彷彿(ほうふつ)とさせる内容でした。
ボクには難しすぎるようなので、買うのは見送りました。
判りやすい英和辞典を探すと
あらかじめインターネットで、判りやすいと言われている英和辞典を調べておきました。
それらを本屋で見比べてみると、ボクにとって格段に見やすいものがありました。

それは、三省堂の「エースクラウン英和辞典 第2版」という辞書です。
ボクが良いと感じたのは、つぎのような点です。
- 巻頭にカラーの「学習ページ」がついていて、英語の簡単な復習ができる。
- 二色刷り。
- 重要な単語は、赤く大きな文字になっており、さらに重要な単語は、加えて別のページでも丁寧な説明がされている。
- 辞典を閉じたとき、辞書を引く目安になるアルファベットが印刷されている。
- 巻末に「和英小辞典」がついている。
最新の英和辞典は、いろいろと改善されているようで、買い直して正解でした。
あとがき

姪っ子が中学に上がる直前に、「エースクラウン英和辞典」をプレゼントしたのですが、気に入ってもらえたようで、中学の英語の勉強に使っているそうです。
一応、中学・高校と使えるようですが、物足りなくなったら、自分好みのものに買い直してもらえれば、と思っています。
そういえば、高校でお世話になった数学の先生が、当時勧めていた英語の辞書があります。
それは「ロングマン 現代英英辞典」といって、英単語を英文で説明している辞典です。
ただそれは超難解なので却下しました。
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