岐阜県山県市伊佐美(やまがたし いさみ)には、茶臼山(ちゃうすやま)があります。
一般的に富士山のような形に見える山をそう呼ぶようで、全国至るところに同じ名前の山があります。
地図を見る限り、富士山のように見えるとは思えないのですけどね。
むかしの人は想像力が豊かなので、見る場所によってはそう見えたのかも知れません。
ということで、茶臼山を南から北へ縦断してきました。
登山道などは無いも同然なので、下手をすると道に迷うおそれがあります。

さくら公園の駐車場へ
まずはさくら公園の駐車場へ向かいました。
以前、岸見山頂上にある岸見神社まで登ったときに、自動車を停めた場所です。
国道256号線の交差点「伊佐美」から、県道174号線に入って、突き当りの丁字路で右(南東)へ。
丁字路は右折しやすいように道が弧を描いているので、流されないように注意が必要です。

前回は子供向けのイベントがあって、駐車場がたいへん混み合っており大変でした。
ところが今回はガラガラに空いていたので、駐車場所は選び放題です。
小学校裏手の登り口へ
さくら公園から茶臼山を望む
ということでさくら公園からは、茶臼山のふもとにある登り口を目指して歩いていきました。
登り口は 2ヶ所あるようなので、まずは近い方の小学校裏手へ向かいます。
高富桜尾郵便局 バス停のある角で右へ
県道174号線は車通りが少ないものの、歩道がなく路側帯がせまいので、早足に脇道へ入りました。
バス停のある小学校の敷地の角で、右へ曲がって学校の裏側へ入ります。
桜尾小学校裏手 草むらを通って登り口へ
すると山の中へと続く坂道が始まりました。
一応、草むらの中を記念碑?あたりまで進んでみましたが、よく判らないので引き返すことに。
もう一つの登り口から尾根筋へ
もう一つの登り口へ 茶臼山の中へ
小学校の前を西から東へ横切ったら、つぎは十字路から集落の中を貫く坂道を登っていきました。
一番奥の家まで来ると道は砂利道に変わって、いよいよ茶臼山の中へ突入します。
急斜面を斜めに登って マツだらけの尾根筋
ところがすこし進んだところで、またもや道が草ぼうぼうになってしまいました。
ただ右の斜面を見上げると、急勾配ながらも道が続いています。
急坂を登るとたどり着いたのは尾根筋で、あたりの下草がしっかりと刈り取られていました。
マツの木がたくさん生えており、ちょっとした広場のようにも見えます。
ヤブ寸前の尾根筋
シダ植物の生い茂る尾根筋 たまには歩きやすい場所も
ところが尾根筋を登り始めると、風景はガラリと変わってしまいました。
あたり一帯にシダ植物が生い茂っており、ヤブ寸前で歩きにくいことこの上なしです。
ときどきは地面が露わになった、歩きやすい場所もあるのですけどね。
日当たりが良い場所になると、途端にシダ植物で足元が見えなくなってしまいます。
露出する岩 P202地点
それでも足元を探り探り登っていくと、地面から岩が露出する用になって、高台にたどり着きました。
どうやら標高202メートル地点のようですが、この先もまだ安心はできないようです。
さらに茶臼山を登っていきます。
コメント