先日(2019.08.03)、朝日放送テレビ「朝だ!生です旅サラダ」を見ていたら、俳優の寺島進さんが滋賀県長浜市(ながはまし)を旅していました。
その旅の途中で訪れていたのが、琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)です。
長浜港から観光船に乗って、その島に渡っていました。
以前からずっと、竹生島に行ってみたかったのですが、一度も行ったことがありません。
ちょっと涼しくなった夏の終わりに行ってきました。
長浜港観光船のりばへ
長浜港観光船のりばは、長浜市の豊公園(ほうこうえん)の近くの長浜港にあります。
県道2号線の交差点「港町」で西に曲がってすこし進むと、歩道の上の低いところに「長浜港観光船のりば」を指す小さな案内板があったので、それに従って左に曲がりました。

長浜港観光船のりば
駐車場の入り口で方向指示器(ウィンカー)を出すと、誘導員の方が誘導してくれました。
駐車スペースは 30台分あります。
始発の 30分前に着いたときは、まだまだ余裕がありました。

竹生島への往復乗船券を買って

乗船券売り場
長浜港の乗船券売り場で売っている乗船券は、次の 2つです。
- 竹生島クルーズ 往復 …… 長浜港と竹生島の間を往復できる
- 琵琶湖横断コース 今津行き …… 長浜港から竹生島を経由して今津港へ渡れる

竹生島クルーズ往復乗船券
ボクは竹生島に行って帰ってくるので、「竹生島クルーズ」の乗船券を買いました。
なお、パンフレットをもらって竹生島の予習をしておけば、迷わずに済みます。
竹生島クルーズ
竹生島へと乗せて行ってくれる観光船「べんてん」には、客席が 1階と 2階にあって、後方には風を感じられるオープンデッキもあります。
乗船は 10分前からなのですが、良い席に座りたいのか、長い行列が出来ていました。
ボクは、行列が乗り終わるのを待ってから、乗り込んでみましたが、余裕で座れました。

船内から見た竹生島
竹生島へは、およそ30分の船旅です。
船内に流れる観光案内を聴きながら、琵琶湖とその湖岸の景色やパンフレットを眺めていると、前方に目的地の竹生島が見えてきました。
竹生島に上陸

竹生島に上陸
ということで観光船「べんてん」を降りると、無事に竹生島に上陸できました。
周りを見回すと、寺院や神社が高い場所に建てられています。
それらを参拝するには、長くて急な階段を上り下りする必要がありそうです。

深緑 竹生島の沈影
奥へ歩いて行くと、琵琶湖八景のひとつに数えられる、竹生島の石碑が立てられていました。
深緑 竹生島の沈影(深い緑 湖面に映る竹生島のずっしりとした影)
どうやら舟に乗って、遠くから竹生島を眺めたときの様子を表しているようです。
この場所からの景色のことだ、と勘違いする人がいるかも知れません。
深緑の竹生島に迫るカワウの脅威
以前テレビのニュース番組で見ましたが、竹生島の「深緑(=山の樹木)」がカワウの脅威に晒されているそうです。
カワウという野鳥は、巣作りをするときに木の枝を折り、木の根元にはフンを落とします。
一時期、約15,000羽ものカワウが竹生島に棲み着いて、多くの樹木を枯らしてしまいました。
樹木が枯れると景観を損ねるだけでなく、山の斜面では土砂崩れが起こりやすくなります。
仏教の「不殺生」の戒律に背くことになりますが、仕方なくカワウを駆除しているそうです。
次は竹生島神社(都久夫須麻神社)へ行きます。

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