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【滋賀】近江八幡市の長命寺山へ市神神社浜宮から その1 (登り口駐車場から割岩へ篇)

神社仏閣めぐり
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滋賀県近江八幡市長命寺町(おうみはちまんし ちょうめいじちょう)には、長命寺山があります。
長命寺西国三十三所観音の札所の一つで、これまでに何度かお参りしたことがあります。

以前、ふもとから長命寺へお参りしたついでに、長命寺山に登ろうとしたのですけどね。
登り口がよく判らずに断念することになりました。

ということで、市神神社浜宮から長命寺山に登ってきました。
気になることがあったので、ついでに津田山にも登っています。

長命寺山・津田山周辺地図

長命寺登り口駐車場へ

まずは、長命寺ふもとの参道登り口にある駐車場へ向かいました。
県道25号線(県道26号線)の丁字路「長命寺」で、西へ入って道なりに進みます。

しばらくすると道端に長命寺の看板があるので、手前右側の駐車場に自動車を停めました。
道路を渡った海側に公衆トイレがあるので、事前に用を済ませておきます。

駐車場からは、県道25号線をさらに時計回りに歩いていきました。
琵琶湖の向こう側を見ると、雪を頂いた比良山地が雲海の上に浮かんでいます。

松ヶ崎の三つ岩

さて長命寺山の西側ふもと「松ヶ崎」を歩いていると、岩に名前が付けられていました。
岩が 3つ並んだ「三つ岩」と槍の穂先のように尖った「槍石」です。

鐘つき堂

長命寺縁起によると、かつて三つ岩の間から梵鐘(ぼんしょう)が浮かび上がってきたそうです。
鐘楼を建てて吊り下げると、人が撞いていないのに、ひとりでに諸行無常の響きを出したのだとか。

ちなみに三つ岩のあたりには、ときどき「龍燈」とよばれる怪火が上がるようです。
むかしは龍神の捧げる灯火と考えられたのですが、実際は海中の燐(りん)が発光しているだけのようです。

近江国輿地志略. 下(巻49至100) のコマ番号:34/241
国立国会図書館デジタルコレクションより

市神神社浜宮へお参り

おしゃれなホテルの前を通り過ぎると、程なく水ヶ浜の湖畔に建つカフェ「シャーレ水ヶ浜」に着きました。
道路を渡って反対側からは、市神神社浜宮へと続く石段が始まります。

折角なので、鳥居をくぐりながら一番上まで登っていって、市神神社浜宮にお参りしてきました。
ただ社殿まわりに、長命寺山への登り口はなさそうです。

仕方なく子供を抱きかかえた慈母観音まで下りてくると、参道の反対側奥にピンク色リボンが見えました。
石段を下って谷川に架かる丸太橋を渡ると、津田山長命寺山への登り口があります。

ピンク色リボンだらけの登山道

ということで、無数に結び付けられたピンク色リボンを頼りに、山道を登っていきました。
もとは大寺院でもあったのか、至るところに石垣が遺(のこ)されています。

石垣群が終わると今度は、山の斜面を無数の大岩が覆うようになりました。
足元に気をつけながらひたすら登っていくと、見上げるほど大きな巨岩が目の前に立ちふさがります。

ただ巨岩には斜めの割れ目があったので、左の岩に両手をかけると、ロープなしで簡単に通り抜けられました。
割岩からもうすこしだけ登ると、歩きやすそうな登山道に出られます。

もしかすると小豆ヶ浜まで行って、そこから登ってきた方が楽だったかも知れません。

さらに長命寺山を登っていきます。

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