滋賀県近江八幡市長命寺町(おうみはちまんし ちょうめいじちょう)には、長命寺山があります。
長命寺は西国三十三所観音の札所の一つで、これまでに何度かお参りしたことがあります。
ということで、市神神社浜宮から長命寺山に登ってきました。
気になることがあったので、ついでに津田山にも登っています。

長命寺ふもとの駐車場から、市神神社浜宮まで行ったあとは、山道を登って、割岩を通り抜け、整備された登山道に出ました。
津田山と長命寺山の分かれ道
整備された登山道(左)小豆ヶ浜(右)津田山・長命寺山 津田山・長命寺山方面へ
さて割岩を通り抜けて歩きやすそうな登山道にたどり着いたら、津田山・長命寺山方面へ歩いていきました。
ここまでとは打って変わって、幅が広くてほぼ平坦な歩きやすい道です。
分岐点(手前左)津田山(奥)長命寺山 イノシシの跡
しばらくすると登山道が、津田山頂上へと登る急坂と長命寺山方面へと続く横がけ道とに分かれました。
色あせたピンク色荷造りヒモを目印に、引き続き横がけ道を進みます。
尾根筋分岐点(左)津田山方面 尾根筋分岐点(右)長命寺山方面
ということで、津田山と長命寺山の尾根筋分岐点に着きました。
あとで津田山にも登りますが、まずは長命寺山頂上を目指すことにします。
近道を通って長命寺山頂上へ
紫色荷造りヒモ 長命寺山頂上への近道
長命寺方面へ歩いていると、途中の枝に紫色荷造りヒモが結ばれていました。
整備された道ではありませんが、長命寺山頂上まで続いていそうなので、登ってみることに。

倒木が何本かありましたが、うまい具合に長命寺山頂上の広場にたどり着きました。
山頂広場の中央には、目印なのか山のような形の岩が置かれています。
長命寺山の山名板 長命寺山の立て札
近くの木には長命寺山の山名版がぶら下げられ、別の木の根元には立て札もありました。
ただこれといってめぼしいものはないようなので、そうそうに立ち去ることに。
長命寺山から津田山方面へ
長命寺山頂上から下山 分岐点(左)長命寺方面(右)津田山方面
さて長命寺山からは、整備された登山道を通って、西の方角へ下っていきました。
分岐点まで下りてきたら、今度は津田山方面へ向かいます。
分岐点(左)小豆ヶ浜方面(奥)津田山方面 岩だらけの登山道
小豆ヶ浜へと続く分岐点を過ぎると、登山道は急勾配で岩だらけの上り坂になりました。
処どころ大きな段差もあるので、足元に注意しながら、ひたすら登っていきます。
見晴らしの悪い展望岩 木立で遮られた景色
ひとしきり登り終えて上り坂の勾配が緩やかになると、湖側に展望岩がありました。
ただ木が伸びたまま放置されているので、見晴らしは望めません。
空奏テラスからの眺め
磐座の横を通って 空奏テラスへの案内板 10メートル
気を取り直して歩いていくと、程なくしめ縄が掛けられた磐座がありました。
たぶん地元の神社かお寺のご神体なので、速やかに横を通り抜けます。
空奏テラス(左) 空奏テラス(右)
すると空奏(そらかな)テラスへの案内板があったので、ちょっと寄り道してみました。
ブナ林を通り抜けて岩によじ登ると、ゴツゴツした岩場の上に出ます。

そこが「空奏テラス」と名付けられた場所でした。
琵琶湖をあいだに挟んで、西方はるか遠くには、雪を頂いた比良山地が見えています。
さらに津田山を歩いていきます。
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