昨日、滋賀県の長浜(ながはま)市内を車で走っていたら、学校の校庭で運動会が開かれていました。
ふと校庭の外に目をやると、歩道でタバコを吸っている女性がいます。
よく見ると、その左手には携帯用灰皿を持っていて、そこにタバコの灰を入れていました。
最近はたまに、マナーのいい喫煙者を見かけるようになりました。
まあ実のところは他の父兄の手前、仕方なくそうしているだけかも知れませんけどね。
吸わないけれど喫煙コーナーに
ボクの父は生前、よく家の中でタバコを吸っていました。
子どもの頃から、父がタバコを吸っているところを見てきたので、それが当たり前でした。
東京の会社で働いているときは、ようやく分煙化が始まった頃でした。
喫煙コーナーは、パーティションで仕切られてはいましたが扉もなく、タバコの煙はダダ漏れ状態でした。
ボク自身は生まれてこの方、タバコを吸ったことがありません。
しかし、よく缶コーヒーを片手に、喫煙コーナーに休憩をしに行っていました。
タバコの吸殻を側溝に
東京の会社では、夜更けまで残業することが常態化しており、晩ご飯の時間になるとみんな揃って会社の外へ食事に出掛けていました。
食事が終わると、喫煙者はどうしてもタバコを吸いたくなるらしく、会社までの暗い道のりをタバコを吸いながら歩いて帰ります。
そして、会社の入り口の手前にある側溝の中に、タバコの吸殻を投げ捨てるのです。
タバコを吸う人って、吸い殻をさも当たり前のように、水のあるところに捨てますよね。
車の窓から灰
さて話は変わりますが、車を走らせていると、前を走る車の窓からタバコを持った手が出てきて、灰を落とすところをよく見かけます。
中には、火のついたままのタバコの吸殻を道路に捨てる危ない人もいます。
そんなときは、急いで自分の車の窓を締めますよ。
車の中にタバコの灰が舞い込んでは困りますからね。
道路は喫煙者の灰皿ではないので、灰や吸い殻を捨てるのは止めて欲しいものです。
給油員のいるガソリンスタンドなら、車内の灰皿をキレイにしてくれるはずですよ。
道の駅の駐車場でも
おととい滋賀県湖東地区の道の駅に、食事をするため寄ったときのことです。
道の駅の駐車場の枠線の上に、タバコの吸殻が大量に捨ててありました。
きっと出発する直前に、車内の灰皿に溜まっていたタバコの吸い殻を捨てたのでしょう。
吸い殻を不法投棄(ふほうとうき)している瞬間は、車の陰に隠れているので見えません。
さらに、犯行現場からはすぐに逃走できるので、その行為を助長してしまうのでしょう。
信号で停車したときに、同じように道端に不法投棄する人もいるようです。
残ったビールを飲んだら
そういえば、居酒屋でアルバイトをしている人が、お客さんの飲み残した瓶ビールを飲んだところ、体中に発疹(はっしん)ができて苦しんだという話を聞いたことがあります。
本来はダメなのですが、そのアルバイトの方はそれが、楽しみだったそうです。
仕事中に、アルコールを飲んではいけませんよね。
実はタバコを吸うお客さんが、飲み残しのビール瓶を灰皿の代わりにしていたのです。
タバコを吸う人って、なるべく水のあるところで、タバコの火を消したいようです。
あとがき
実はタバコって毒性が強く、紙巻きタバコを 1本食べるだけで、人間はポックリと死んでしまうそうです。
もちろん、タバコを燃やしたからと言って、その毒性が消えるわけではありません。
つまり、道路や駐車場に灰や吸い殻を捨てるということは、毒を捨てていることと同じなんですね。
その毒は回り回って、人間全体に戻ってくるのです。
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