ボクは、岐阜県と滋賀県の県境の関ヶ原に住んでいるということもあり、滋賀県の湖東地区によく出掛けます。
湖岸沿いの道は、琵琶湖が広がり見晴らしがよく、走っていて気持ちがとてもいいです。
しかし、土日の晴れた日は自転車が多いので、そんなときは県道2号線をよく走ります。
以前たまたま通りがかったときに、その場で急に思いついて、荒神山(こうじんやま)に登ってきました。


彦根市荒神山公園の駐車場へ
県道2号線で日夏町のあたりを走っていると、西の方に見える大きな山が荒神山です。
何となく荒神山に向かって走り、宇曽川に架かる橋を渡ると、彦根市荒神山公園の駐車場があります。
最後は宇曽川沿いの道路を走って、うなぎの寝床のように長いその駐車場の、一番南の区画に駐車しました。




彦根市荒神山公園は彦根市民の憩いの場のようで、園内には野球場、テニスコート、グラウンドゴルフ場やサッカーグラウンドなどの設備があります。
すぐ近くには、荒神山自然の家までありますので、自然の中で研修などもできます。
登山口を探して千手寺へ
では荒神山に登りたいと思います。
しかし、登山口は近くにないようなので、まずは川沿いの舗装路を南に歩いていきました。
しばらく歩くと、何だか寺院の入り口のようなものが見えてきました。
とりあえず、お寺へと続く階段を上がってみることにします。
途中で舗装された林道に出ましたが、少し林道を歩いて、ふたたび階段を登りました。

そのお寺の名前は、千手寺(せんじゅじ)といいます。
ご本尊は釈迦如来なのですが、案の定、木造の千手観音立像もあるようです。
千手寺で迷う
お寺の門をくぐって境内に入って見回すと、左の八角堂?の奥に山道が続いています。
ただ突然、雨が降ってきましたので、八角堂?の下に腰掛けて雨宿りをしました。

しかし、しばらく待っていると、通り雨だったようで雨も止みました。
今度こそ山道を登っていきます。
山道が枝分かれしていたので、行ったり来たりしながら登ってみましたが、結局は全部行き止まりでした。

実はそこ、山の斜面に作られた単なる墓地だったのです。
さきほどの通り雨は、道が間違っていることを、教えてくれていたのかも知れませんね。
ようやく登山道を発見!
ということで、改めて登山道を探してみました。
すると、千手寺の門から外へ出たところに、塀に沿って北へと続く道がありました。

しばらく歩いてみると、枯れ葉を踏みしめた跡などもあり、間違いなさそうです。
ようやく登山道を発見できたようでした。

荒神山を登っている最中、あまり人気がないのか、ほとんど人とはすれ違いませんでした。
しかし、ふもとの荒神山公園からはスポーツの歓声が上がり、とっても賑やかでした。
オリエンテーリングのコース
さて、荒神山の登山道には、いろいろな文字が書かれた立て札が立てられています。
登山道もいろいろと分岐していて、Aコースや Bコースなどいろいろなコースがあります。

どうやら荒神山は、オリエンテーリングのコースにもなっているようです。
ふもとに荒神山自然の家がありましたので、そこに宿泊した人たちが、山中に点在するチェックポイントを巡って、ゴールするまでの時間を競ったりするのでしょうね。

そういえば子どもの頃、地元の関ヶ原自然の家に宿泊したとき、翌日のオリエンテーリングに向けて、コースを考えたのですが、雨で中止になったことがありました。
今でもちょっと心残りです。
荒神山の頂上を目指して

しかしオリエンテーリングをしてはいられません。
ボクの目的は、あくまで荒神山の山頂を目指すことなのです。
オリエンテーリングの立て札を参考にしながら、登山道を登っていきました。
山頂まではまだまだ遠そうです。
次回は、山頂にある荒神山神社に参拝したあと、下山します。
コメント