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【アングル丁番】食器棚の扉の開閉金具が頻繁に壊れるので、取り付けを調整しました

独り言
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ウチの台所には、有名な国産家具メーカー「カリモク」が作った食器棚が置いてあります。

あまり凝ったデザインではありませんが、シンプルでしっかりしていて、機能的にも優れているので、大変使いやすいと思っています。

ただ、扉を取り付けるためのアングル丁番(蝶番とも書く)がたびたび壊れてしまいます。
家具屋さんは部品を持ってくるだけなので、自分で取り付けを調整することにしました。

壊れてしまったアングル丁番を修理する話ではありません。

丁番といったら平丁番

昔は、丁番といったら平丁番しか知らなかったのですが、今では用途によって、いろんな丁番が考案されているようです。

開いたドア

食器棚や本棚などの扉も、入り口のドアも、昔はみな平丁番で取り付けられていました。

ただ平丁番を使って、扉を棚本体の横端ピッタリに取り付けた場合、棚は壁から扉の厚み分以上の隙間を空けて、設置する必要があります。

アングル丁番とは

食器棚のアングル丁番
食器棚のアングル丁番

そこで、扉付きの棚を壁ピッタリに置くために、考案されたのがアングル丁番です。

扉の回転軸を扉の前面の角にもってくることで、扉が棚本体の外側に出ることなしに、90度まで開けられるようになりました。

フライス盤

ただし、アングル丁番は取り付けが面倒で、扉の内側に決まった大きさと深さの丸い穴を平らに掘る必要があります。

そのため、扉にある程度の厚み(取り付けネジが前面から突き出ない)が必要になります。

また、アングル(角度)が付いているため、正しく取り付けられていないと、そこに力が集中してしまい、簡単に壊れてしまうことになります。

食器棚の取り付けを確認

以前アングル丁番が壊れたとき、家具屋さんに何度か連絡したことがあるそうです。
ところが家具屋さんは交換部品を持ってきただけで、取り替えてはくれなかったそうです。

虫めがねで見る少年

自力でするしかなさそうなので、まずは、食器棚のアングル丁番の取り付けを確認しました。

何度もアングル丁番を取り替えて、ネジ穴が緩くなったからなのでしょう。
本来のネジより太くて長いものが使ってある箇所があり、扉の表面からネジが突き出していました。

台所

また、台所は湿気がありますので、錆びてゆるゆるのネジもありました。
本来ネジはしっかりと固定するためのものなのですが、まったく役に立っていません。

ホームセンターにネジを買いに

ということで、ホームセンターにネジを買いに行きました。
念のため、食器棚の扉からネジを 1本拝借して、ビニールの小袋に入れて持っていくことに。

ただ近くのホームセンターを探しても、同じ太さと長さの皿ネジが、売っていません。
毎週のように、いろんなホームセンターに出掛けていっては、ネジを探し続けました。

結局ネジを見つけられたのは、岐阜県瑞穂市(みずほし)のDCMカーマ 21瑞穂店です。

本当は、錆びにくいステンレス製が良かったのですが無くて、黒色クロメート処理のネジになりました。

錆びたネジを交換

プラスドライバー

家に帰って早速、食器棚の錆びて役に立っていないネジを、買ってきたネジで交換しました。
ネジ穴がバカにならないように、ドライバーを使って手で丁寧に締めます。

すでにバカになっているネジ穴は、持っていたウッドパテを爪楊枝の先などで塗り込んで、乾いて固くなった後にネジを締めました。

台所は湿気がありますので、湿気が籠もる上の方のネジが、かなり錆びていました。
結局、買ってきた 50本のネジをすべて使い切ることになりました。

マグネットキャッチも確認

食器棚のアングル丁番のネジを交換し終わって、早速扉を閉じてみました。
すると、扉が歪んでいてしっかり閉まっておらず、少し違和感がありました。

食器棚には扉を留めるため、磁石が付いたキャッチという留め具が付いています。
キャッチは、ねじ込み式だったのですが、それが緩んで前後位置がまったく合っていませんでした。

それを奥までねじ込んで、あらためて扉を閉めると、今度は扉がピッタリと納まりました。
とりあえずこれで、しばらく様子見です。

あとがき

コーヒーで一服する男性

あれから数年が経ちましたが、食器棚のアングル丁番は、まったく壊れなくなりました。

アングル丁番が頻繁に壊れていたのは、アングル丁番を留めているネジが、錆びて浮いていたためだったのでしょうね。

また、マグネットキャッチが浮いていたのも、影響しているかも知れません。

モノは売ったら終わりではなくて、アフターケアが大事なのだと、あらためて感じました。

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