黒部(くろべ)ダムへ行くついでに、道すがらダムカードを集めることにし、黒部ダムまで来ています。

前回は、いろいろ探し回って、黒部ダムのダムカードをもらえました。
迫力ある黒部ダムの観光放水!
まずは、せっかく来たのですから、黒部ダムの雄姿を見なければなりません。
本来であれば、一番上のダム展望台まで登っていって、その雄姿を見るところです。
しかし、それはちょっときつそうです。
妥協して、野外階段の中ほどにある放水観覧ステージに行きました。

黒部ダムでは夏から秋にかけて、観光放水が行われています。
その期間は、毎年6月下旬から10月中旬にかけてで、毎日朝から夕方までです。
放水観覧ステージからは、湾曲したダム堤体と迫力ある観光放水を見られました。
その日は晴れていたので、観光放水にはみごとな虹がかかっていました。
ダム堤体からは自然の雄大な景色を堪能
黒部ダムの雄姿も見られました。
今度は、ダム堤体の上をほかの観光客に混じって歩いていきました。
ダム堤体から下流をのぞき見ると、真上から観光放水を見られました。
また、谷あいを流れるせせらぎなども見られ、景観もすばらしかったです。

反対に、ダム堤体の上流の方を見ると、ダム湖「黒部湖」に遊覧船が浮かんでいました。
本当は遊覧船に乗ってみたかったのですが、乗り場がものすごく遠くに見えます。
ちょっと時間がかかりそうだったので、今回は見送りました。
斜めになった黒部ケーブルカーに急遽乗車!
ダム堤体の終点からトンネルに入っていくと、奥は黒部ケーブルカーの駅でした。
ケーブルカーとは、車体が斜面に合わせて斜めになった鉄道です。

2台の車両が頂上の滑車を経由してケーブルでつながれており、滑車を回転させることで、2台の車両が交互に上下します。
黒部ケーブルカーの時刻表を見たところ、あと数分で次の便の発車時刻でした。
予定にはなかったのですが、折角なのでちょっと乗ってみることにしました。
黒部平は霧の中
黒部ケーブルカーは、雪で運行できなくなるのを防ぐため、全線地下式です。
乗っている間の楽しみは、車両のすれ違いの瞬間ぐらいでした。
発車から30分ほどで黒部平駅に到着します。

「山の天気は変わりやすい」とはよく言ったもので、黒部平は霧がかかっていました。
次の立山ロープウェイに乗っても、見晴らしは期待できません。
ということで、ここでおみやげを買って、引き返すことにしました。
次回は、ふもとの扇沢駅からです。
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