久しぶりに国道365号線を通って、滋賀県から福井県へ抜けよう思っていたところ、県道140号線の入り口に警察官がいて、通行止めになっていました。
冬の間、国道365号線の福井県側は通行止めなので、余呉高原のスキー場に行くのでなければ、もうこれ以上進んでも無駄です。
というわけで来た道を引き返し、たまたま見つけた全長寺に参拝しました。
近くに蕎麦(そば)屋があるらしいので、ついでに行ってみることにします。

まだ見ぬ蕎麦屋を探して
全長寺の本堂の正面にある駐車場から南側を通る道に出て、とりあえず山奥の方(西)へ登っていきました。
探しながら走りましたが結局どこに蕎麦屋があるか判りません。
一旦は帰ろうかと、全長寺の北側の道を東に向かっていました。
しかし、大きな桶にそば道場を示すの案内を見つけたので、Uターンしてふたたび西へ。
するとようやく蕎麦屋の駐車場を発見しました。
民家の間にある駐車場なので、自動車を 3台も停めると、もう「満車」といった感じです。
上の地図の一番西を通る斜めの道に面していて、すぐ横を川が流れています。
豪雪地帯ならではの古民家

池原そば道場(駐車場に車を停めて、ほんのすこし歩きます)
「池原そば道場」として使われている古民家の屋根は、とても急斜面です。
このあたりは豪雪地帯なので、大量の雪が降り積もるそうです。
すると大雪が屋根の上に積もり、その重みで家屋の倒壊を引き起こすおそれがあります。
ということで屋根の傾斜を急にして、雪が勝手に滑り落ちるようにしてあります。
ただ道路に落ちた雪は、人手や除雪車などで取り除く必要があるのですけどね。
なお、そば道場の入り口は向こう側(南)にあります。
池原そば道場の入り口

池原そば道場の看板(下には巨大な木樋が横たわっています)
古民家の脇を歩いていくと「池原そば道場」の看板がありです。
ちなみに柵の向こうには川が流れています。

池原そば道場の入り口
「池原そば道場」は、地元の方が交代で運営しているので、日曜日と祝日のみの営業です。
予約すれば、そば打ち体験もできるようです。
なお毎年大雪が予想されるため、営業は年越しそばの大晦日(おおみそか)で一旦終了し、営業再開は、雪が解けた 4月の第1日曜日からになるそうです。
冬のお品書き

池原そば道場の冬のお品書き
さて冬場なので「池原そば道場」のメインは、次のような温かいそばとなります。
- かけそば
- とろろそば
- 山菜そば
- おろしそば
なお蕎麦通の方の要望に応えて、冬場でももりそばが注文できるそうです。
温かいおろしそばを注文
しかし、その話を聞いたのは残念ながら帰りがけのことでした。
それを知らないボクは、温かいおろしそばを注文してしまいました。
結局美味しかったので良かったのですけど、すこしだけ悔いが残ります。
次回来たときは必ずもりそばを食べたいと思います。
なお添えられていた、地元の方が漬けたという漬け物も、いい味していましたよ。
では、国道365号線を通って帰ります。

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