岐阜県岐阜市(ぎふし)には、百々ヶ峰(どどがみね)があります。
以前、山県市の大桑城跡(おおがじょう あと)に登ったとき、山頂の展望パネルで存在を知りました。
百々ヶ峰はながら川ふれあいの森として、自然と触れ合えるよう遊歩道や展望台などが整備されています。
前回は西の三田洞側から登ったので、今回は東の長良古津側から登ってきました。

展望芝生広場や白山展望広場などの展望所から、景色を眺めたりながら、権現山の分岐点まで登ってきました。
管理道を横切って、百々ヶ峰頂上へ
権現山分岐点(左)百々ヶ峰頂上(右)三田洞弘法 管理道交差点Bは切通し
ということで権現山の分岐点から坂道を下って、百々ヶ峰頂上へ向かいました。
管理同交差点Bのトイレに備え付けのベンチで、持ってきたお茶を飲みながら一時休憩します。
百々ヶ峰展望台 290メートル 百々ヶ峰頂上
ふたたび登り始めると、程なく百々ヶ峰頂上にたどり着きました。
相変わらず多くの人が、景色を眺めながらベンチで休憩しています。

今回は展望台の上に人がいたので、下から織田信長(おだ のぶなが)ゆかりの金華山を眺めてみました。
以前登ってからかなり経ちましたが、そのうちまた登りたいと思います。
通行禁止の、百々ヶ峰南尾根
注意書き その1 注意書き その2
さて予定では、百々ヶ峰頂上から南へ尾根筋を下るつもりでした。
ところが下り口まで行ってみると現在、通行禁止ではないものの、通行自粛要請されているようです。
岐阜市が管理してる登山道ではないため、大変危険な状態になっているそうです。
また心無い登山者によるものなのか、置かれていたバリケードが壊されてしまったのだとか。

注意書きに載せられている写真では、危険さがよく判りませんが、下るのを断念することに。
通行止めのバリケードを壊してまで、登山道を歩きたいとは思いません。
松尾池への迂回路を通って
西峰への旧登山道 松尾池南口への分岐点
とはいうものの、やっぱり松尾池の方へ下りたいので、前回見つけた迂回路を通ることにしました。
西峰の方へ歩いていくと、程なく松尾池南口へと至る道が分岐しています。
斜面に点在する大石 大岩の間を通り抜け
松尾池南口に向かって歩き始めると、初めのうちは緩やかな道だったのですけどね。
次第に勾配が急になり、斜面に大きな石や岩が点在するようになりました。
座面が赤いベンチ 百々ヶ峰頂上を望む
しばらくすると道の傍らに、座面が赤いベンチが設置されていたので、休憩していくことに。
登山道に背を向けて座ると、先ほどまでいた百々ヶ峰頂上あたりが見えました。
百々ヶ峰南尾根を横から見て
段差もある石だらけの斜面 たまに金華山を見て
さて松尾池南口へと至る道は、百々ヶ峰南尾根の迂回路のように考えていましたが、下るのは大変でした。
斜面の至るところから大石や根っこが飛び出しており、そのせいで段差が出来ています。
展望のないベンチ 大岩の段差を乗り越えて
ところがその途中で大岩の段差を乗り越えると、見晴らしの素晴らしい展望所が現れました。
足場は巨大な岩盤だと思われますが、柵も何もないので開放感この上なしです。
百々ヶ峰南尾根(左) 百々ヶ峰南尾根(右)
目の前には、下るのを断念した百々ヶ峰南尾根が見えました。
危険な登山道がどこなのかは樹木に覆われて判りませんが、いつか歩ける日が来ることを願っています。
さらに百々ヶ峰を下っていきます。
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