岐阜県岐阜市(ぎふし)には、百々ヶ峰(どどがみね)があります。
以前、山県市の大桑城跡(おおがじょう あと)に登ったとき、山頂の展望パネルで存在を知りました。
百々ヶ峰はながら川ふれあいの森として、自然と触れ合えるよう遊歩道や展望台などが整備されています。
前回は西の三田洞側から登ったので、今回は東の長良古津側から登ってきました。

百々ヶ峰頂上の、すこし西側から始まる尾根筋を南へ下って、松尾池南口に着きました。
ヤマザクラが満開の、岩舟砂防緑地
岩舟砂防緑地(左) 岩舟砂防緑地(右)
ということで、松尾池南口から舗装道路をふもとの方へ歩いていると、左側に緑地が広がっていました。
もうすっかり春めいてきたので、テントを張ってキャンプしている親子連れがいます。

緑地の中には至るところに、たくさんのヤマザクラが植えられていました。
百々ヶ峰を下っている途中でふもとにサクラが見えたのは、どうやらこの場所だったようです。

見つけた石碑によると、この場所は「岩舟砂防緑地」というようです。
もしかすると、どこかに舟のように見える岩があって、それが地名になったのかも知れません。
長良川の対岸には、舟を伏せたような舟伏山があります。
北野神社の前を進むと行き止まり
岩舟川を渡って 北野神社の前を奥へ
さて岩舟川沿いの道を歩いてくると、おあつらえ向きの橋が架かっていたので渡ってみることに。
そのまま土手を下りていくと、北野神社の石鳥居の前に着きました。
竹やぶへの入り口 竹やぶは行き止まり
道が奥の方へ続いているので、そのまま竹やぶの中へ入り、ドンドン進んでいくことに。
もしかすると、ながら川ふれあいの森の遊歩道につながるかも知れません。

かなり奥の方まで歩いていったのですが結局、最後はヤブになって道が途絶えてしまいました。
緩やかに登っていくので期待したのですが、甘かったようです。
歩行者と自転車は通れない、小島山トンネル
仕方がないので来た道を戻って、岩舟川に架かる橋のたもとまで戻ってきました。
ここからは素直に、舗装道路を歩いていくことにします。
歩道を通って小島山トンネルを迂回 交差点「長良古津」を左へ
まずは農園地帯を歩いていって、県道94号線へ出たらすぐに横断歩道を渡りました。
この先の小島山トンネルは歩行者と自転車が通れないので、あらかじめ歩道のある右側へ渡っておくのです。
結局歩道は、途中の洞門(ロックシェッド)で終わってしまいますけどね。
交差点「長良古津」で左(北)へ曲がったら、ながら川ふれあいの森を目指して歩いていきました。
童話の森でショートカット
ながら川ふれあいの森へ 分岐点(左)童話の森(右)樫洞山峰
小島山トンネルと大蔵山トンネルの間の横断歩道を渡ったら、すぐに右へ曲がって坂道を登っていきました。
ながら川ふれあいの森の童話の森までは、500メートルほどです。
童話の森 駐車場はまだ先
車道は曲がりくねっており遠回りなので、途中で童話の森の中を通り抜けてショートカットしました。
ただ童話の森という名前の割に、遊歩道は急勾配になっています。
ちなみに童話の森には、おとぎ話やむかし話といった童話に登場する樹木が植えられているそうです。
童話を読んで子供が理解できないと困るので、ありふれた樹木ばかりでした。
あとがき
百々ヶ峰に、三田洞側と長良古津側の両方から登ってきました。
どちらもながら川ふれあいの森に違いないのですが、見える景色が違うので楽しかったです。

最後に百々ヶ峰に連なる大蔵山と千鳥山に登って、締めくくることにします。
どちらも低い山なので、あまり人が歩いていないようですが、見どころはまだ残っていそうです。
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