岐阜県岐阜市(ぎふし)には、百々ヶ峰(どどがみね)があります。
山全体がながら川ふれあいの森として整備されており、市民の憩いの場になっているようです。
ということで、久しぶりにながら川ふれあいの森へ行ってきました。
源太峰まで足を伸ばすつもりでしたが、雨が一向に収まらないので途中で退場しています。

西峰の近くから、三田洞展望広場へ下ったあとは、源太峰へ行くため、白山展望広場まで行きましたが、雨が止まないので三田洞駐車場へ戻り始めました。
谷あいの桜の広場
尾根筋から管理道へ 管理道脇の休憩所
さて権現山から北西へ伸びる尾根筋は、以前歩いたことがあるので、管理道まで下りてきました。
管理道を三田洞駐車場の方へ歩いていると、至るところに休憩所が用意されています。
桜の広場(左)三田洞展望広場 桜の広場(右)駐車場
そのうち「桜の広場」と名付けられた、サクラの木だらけの休憩所に着きました。
あまり大きくはないですが、休憩用のログハウス風建物も奥の方に建てられています。

ログハウス風建物に近寄ってみると、その向こう側に橋が架けられていました。
遊歩道を通って、三田洞展望広場まで登っていけるようです。
気候性地形療法ウォーキングコース「クアの道®」

その桜の広場には、気候性地形療法についての説明板が設置されていました。
自然を活用する運動療法のことで、森や山の斜面を歩くことにより疾病予防と健康増進を図るものです。
ながら川ふれあいの森には、気候性地形療法を実践するためのウォーキングコースが設定されています。
ドイツ語の療養場所を意味する「クア オルト」に因んで、「クアの道®」と名付けられています。
池のほとりに架かる橋 池から流れ落ちる滝
折角なので、すこしだけクアの道®を歩いてみました。
池のほとりの橋を渡ったり、滝から音が聞こえてきたり、と飽きさせない工夫がなされています。
歩き始めたときに見掛けた深緑色の案内板は、これだったようです。
神社にお参り、キャンプ場で雨宿り
吉野神社 弘法大師御水旧蹟
クアの道®の途中で青い橋を渡ると、「吉野神社」という古びた社殿がありました。
石碑があるので、弘法大師空海と水に関する因縁がありそうです。
まさか、空海が錫杖を地面に突き立てたら水が湧き出した、のではないでしょうね。
分岐点(奥)キャンプ場(右)三田洞駐車場 郷土の森林保全活動
すこし遠回りになりますが、キャンプ場の方へ歩いてみました。
ながら川ふれあいの森は、市民ボランティアの手によって、森林保全活動が行われているそうです。
キャンプ場の入り口 三田洞駐車場へ
キャンプ場の入り口にあるトイレまで来たら、雨が本降りになってしまいました。
源太峰へ行くのを諦めたのは、正解だったようです。
あとがき
今回の一番の目的は源太峰へ登ることだったのですが、結局断念する羽目になってしまいました。
天気予報を見てきたのですが、日本上空に流れ込んだ寒気が強すぎたようです。
ただこれまで行くことのなかった場所を、いろいろ訪れられました。
これはこれで良かったのかも知れません。

源太峰へは日を改めて、天気のいい日に登ることにします。
くもりの日とは違って、素晴らしい景色が広がっているに違いありません。
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