以前、まだ東京で働いていたころ、プロジェクトで仲良くなった人たちと男 4人で、晩秋の山梨県の裂石温泉(さけいし おんせん)に行ってきました。
JR塩山駅からバスに乗って裂石温泉に行き、巨石だらけの露天風呂に入って、とびきりおいしい川魚料理を食べ、1日目を終えました。

朝もやっぱり露天風呂でしょ
昨晩は川のせせらぎの音で、なかなか寝付けなかったのですが、いつのまにか眠ってしまったようです。
目が覚めると 2日目も快晴で、天気は良好のようでした。
折角裂石温泉に来たので、朝もやっぱり雲峰荘(うんぽうそう)のお風呂に行きます。
6時になるのを待って、早起きの人だけで露天風呂まで歩いていきました。
ちょっと肌寒かったですが、露天風呂のためならそんなものはへっちゃらです。
露天風呂にはすでに先客が
露天風呂の入り口から脱衣所に入ると、脱衣籠の中にはすでに先客の浴衣が入っています。
さっさと裸になって、露天風呂に急ぎました。
かけ湯を済ませてお湯につかると、体は温かいのですが首から上だけヒンヤリとして心地よく、晩秋の露天風呂は格別でした。
ただこれが、雨や雪でも降っていると、ゆっくりと入っていられませんからね。
良いときに訪れられました。
旅館の朝食はおいしくて
さて、朝食の時間になりましたので、また本館の大広間まで出掛けていきました。
テーブルの上には、いかにも旅館の朝といった料理が並んでいます。
- 海苔
- 梅干し
- 玉子かけご飯
その当時自宅で朝食は、ほとんど食べなかったのですが、旅館の朝はなぜか食が進みます。
なんてことはない、海苔、梅干しや温泉玉子なんですけどね。
張り切って、ご飯のおかわりまでしてしまいました。
温泉の効果で体の調子が良くなっているのでしょうか。
駅前のおみやげ屋さんでお買い物
さて、当時まだ旅館の近くにあったバス停からバスに乗って、JR塩山駅南口に着きました。JR塩山駅の南口には、最初から目を付けていた、おみやげ屋さんがあります。
店先にいくつかオススメの山梨みやげが並んでいましたので、順に見ていきました。
まず気になったのは「月の雫」という、白い砂糖菓子でした。
「月の雫」とは、甲州ぶどう一粒をまるごと砂糖でコーティングしたお菓子です。
それが菓子箱の中にたくさん並んでいて、お店の人もオススメのようでした。
おみやげ「月のしずく」はタネの食感が
試食品がありましたので、一粒たべてみました。
「月の雫」を食べる際は、ぶどうの中のタネも食べるのが流儀だそうです。
最初の内は、コーティングされた砂糖にぶどうの果汁が合わさって、とてもおいしいのですが、途中のタネの歯ざわりがどうもいけません。
山梨の人って普段から、ぶどうを食べるときにタネまで食べるのでしょうか。
そうでないと、あのようなお菓子を作らないでしょうから。
定番のおみやげ「桔梗信玄餅」を買う
やっぱり山梨みやげといえば「桔梗信玄餅(ききょうしんげんもち)」なのでしょうね。
申し訳ないですが、このとき初めて「桔梗信玄餅」の存在を知りました。
小さなプラスチックの容器に 3切れの求肥ときな粉を入れ、蓋の上に乗っていた黒蜜をかけて食べるという、きなこ餅です。
工場の女性による手作業で「桔梗信玄餅」の容器が一つずつ、ビニールの風呂敷に包まれています。
結局「桔梗信玄餅」は自分用のお土産にして、会社用のおみやげは数が多い別なものに。
パソコンのキーボードに、きな粉が飛び散ってはまずいですからね。
あとがき
山梨県で温泉といえば、石和温泉や下部温泉ですよね。
しかし、あまり知られていないだけで、裂石温泉のようにいい温泉もあるのですよ。
団体旅行なら、巨大なホテルがある有名な温泉しか選択肢がないかもしれません。
しかし少人数の家族旅行なら、秘湯と呼ばれるような温泉もいいのでは?
思わぬ発見があるかも知れません。
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