TBSテレビの「がっちりマンデー!!」を見ていたら、「儲かる洗剤」特集をしていました。
自宅で過ごす時間が増えている今、普段なら見過ごす「汚れ」の気になる人が多くなってきたのだとか。
その中で特に気になったのは、エシカルバンブーが製造販売しているバンブークリアです。
竹と湧き水だけで作っている環境に優しい洗剤なのだそうです。

はじめて聞くメーカーだったのですが、竹や竹水を使った商品を開発販売している会社なのだそうです。
今後も環境に優しい、新たな製品を生み出していくに違いありません。
衣類を洗濯して、バンブークリアを検証
バンブークリアの見た目は、何の変哲もない透明の液体です。
番組ではスタッフが、バンブークリアを洗濯機に投入して、実際に衣類を洗っていました。

バンブークリアを使って洗うと、洗濯機をのぞいても、他の洗剤に見られるような泡立ちが見られません。
本当に衣類がキレイになるのか、ちょっと心配になります。
ところが洗濯が終わって、衣類を洗濯機から取り出してみると、しっかりキレイになっていました。
衣類用洗剤として販売されているので、当然の結果なのですけどね。
バンブークリアの仕組み
バンブークリアでは、竹のミネラル成分を使って汚れを落とします。
竹のミネラル成分とは、ケイ素やカリウムのこと。

竹のミネラル成分が、衣類に付いている汚れや汗(油脂)と混ざることで、天然の石けんになるそうです。
これは確か、高校の化学の授業で習う「けん化」という化学反応です。
真っ白にするのではなく、汚れを繊維から剥(は)がすので、泡がなくても汚れを落とせるという説明。
石けんは界面活性剤なので、繊維に付いた汚れを取り囲み、繊維から浮かせるのです。
バンブークリアは、竹炭焼きの方が開発
バンブークリアはそもそも竹炭焼きの方が作ったもので、かつては「竹の洗剤」として売られていました。
竹炭だけでは大した稼ぎにならないので、わずか 1年間で完成させたものだとか。

バンブークリアの作り方は、大まかに次の通り。
- 伐採した竹を天日干しして、乾燥させる。
- その竹を土釜に入れて蒸し焼きにし、およそ 1週間かけて竹炭にする。
- 土窯から取り出した竹炭とその灰を湧き水に入れて、2ヶ月間毎日かき混ぜる。
- 最後に竹炭がとけ込んだ湧き水をろ過して不純物を取り除いたら、完成。
ちなみにかき混ぜてる期間中、毎日その水溶液を実際に飲んで、安全性を確認しているようです。
あとがき
バンブークリアは、竹と湧き水から作られているので、環境に優しく身体にも安全です。
そのことが認められて、産婦人科などの医療現場でも使われているようです。

そのことを知った番組出演者の一人が、次のようにほのめかしていました。
生まれて間もない娘の肌着を洗うのに使いたい。
赤ちゃんの肌は過敏なので、天然由来成分の洗剤の方が良いかも知れません。
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