先日パソコンで作業をしていたら、画面の灰色だった部分が、急にピンク色に見えるようになりました。
最初のうちは、ソフトウェアの自動アップデートやテーマの切り替え、ディスプレイの設定を疑ったのですが、結局は自分の目の調子が悪くなっていたようです。

一晩ぐっすりと眠って目の疲れを癒やしたら、翌朝には目の調子がすっかり治っていました。
歳を取るごとに、どうしても体は衰えていくようです。
ディスプレイの故障なのかと
先日いつものように、朝からずっとパソコンで作業をしていました。
夕方になって気が付いたら、画面の中の灰色に見えていた部分が、淡いピンク色に見えるようになりました。
ピンク色の画面で作業をするのは、好みではありません。
急いで元通りの色合いに戻したいところです。

ソフトウェアが自動アップデートされて色使いが変わったのか、それとも間違えてテーマを変えてしまったのか、ディスプレイが故障したのか、などいろいろと考えてしまいました。
結局どれでもないようです。
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本来の色を調べてみると
ものは試しと、パソコンの画面でピンク色に見えている部分の本来の色を調べてみることにしました。
画面データをペイントソフトに取り込んで、スポイトで吸い上げた色の成分を確認します。

- [Print Screen]キーでスクリーンショット画像をクリップボードに保存
- Windowsアクセサリのペイントを起動
- クリップボードに保存したスクリーンショット画像を、ペイントに貼り付け
- スポイトの絵の「色の選択」ボタンをクリックして、画像の中の調べたい色をクリック
- 虹色の「色の編集」ボタンをクリックして、色の成分を確認
すると赤緑青ともに数値は 241 になっており、依然として灰色であることが判りました。
どうやら調子が悪かったのは、パソコンではなくて、自分の目だったようです。
色覚異常とは
さて人間の色覚は、次の3種類の視細胞でなりたっています。
- 赤色に敏感な視細胞(L錐体)
- 緑色に敏感な視細胞(M錐体)
- 青色に敏感な視細胞(S錐体)

これらの細胞がどのように反応したかによって、脳は何色であるかを認識しています。
これらの視細胞の機能のうち、どれか1つでも異常があると、うまく色を見分けられません。
つまり色覚に異常があるということです。
眼精疲労によって視細胞の機能に異常が
今回は、パソコンの画面で灰色がピンク色に見えました。
つまり緑色に敏感な視細胞の機能が、異常を来したということになります。
最近は緑色の葉が生い茂る、夏の超低山ばかりに登っていました。
たぶん緑色に敏感な視細胞ばかりを酷使して、眼精疲労(がんせい ひろう)に陥ったのでしょうね。

パソコンの画面で赤色と青色を同じくらいに光らせると、マゼンタ色(赤紫色)になります。
マゼンタ色は色合いがピンク色に近いので、実際はマゼンタ色に見えていたようです。
赤色に敏感な視細胞の機能に異常を来すと、シアン色(水色)っぽく見えます。
青色に敏感な視細胞の機能に異常を来すと、黄色っぽく見えます。
青色に敏感な視細胞は、視細胞全体の数パーセントなので、異常が表面化しやすいようです。
目薬とめぐりズムで対処
とりあえず目薬をさしてみたのですが、色覚異常状態はすぐには治りません。
眠るときには効果があることを期待して、「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」を付けたまま寝ました。

次の朝起きたら早速、パソコンの画面で確認してみました。
昨日ピンク色に見えていた部分は、元通り灰色に見えるようになっています。
目の調子はすっかり良くなっていました。
たぶんよく眠ることで、自然治癒力が効果的に働いたのでしょうね。
あとがき
自分ではまだまだ若いと思っていましたが、寄る年波には勝てません。
これからはあまり目に負担を掛けないように、仕事をしていきたいと思います。

一日中パソコンの画面ばかりを見ていないで、たまにはパソコンから離れる時間を作ることにします。
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