先日ドラッグストアでのこと、棚に陳列されているスライスチーズの袋の中身の枚数を見て、ビックリしました。
なんと、1袋にたった 6枚になっていました。
11枚、12枚、9枚、8枚、7枚と減っていき、とうとう6枚とは、呆(あき)れる枚数です。
どうか元の枚数に戻してください
スライスチーズって、もともと 1袋に12枚?は入っていたはずなので、次に枚数を減らされて5枚になると、元の12枚の半分未満の枚数になってしまいます。

ボクにとって、スライスチーズは朝食のお供なので、毎朝必ず 1枚ずつ食べています。
結局、同じ枚数だけ買うことになるので、元の12枚に戻してもらいたいです。
むかしは様々な商品が 1ダース(12個)ごとにまとめて売られていました。
お客さまを欺くため、苦労して機械を調整

つい先日、苦労して機械の調整をしている様子が、テレビに映し出されていました。
その調整とは、ご飯の量を減らしたおにぎりを、機械で包むためのものです。
おにぎりの原材料や人件費が、値上がりしたため、おにぎりの値段を上げるのではなく、ごはんの量を減らして値段を据え置くのだと平然と言っていました。
お客さんは、安い商品を選ぶというのが理由なのだそうです。
ですがそれって、お客さまを欺(あざむ)くことになるのでは?
だんだん小さくなるおにぎり

そういえばこの前、久しぶりにコンビニでおにぎりを買いました。
むかしに比べて、かなり小さくなったと感じました。
おにぎりのご飯の量を減らすのは、たぶん今回が初めてのことではないのでしょう。
結局、小さいおにぎりでは足りないので、ボクは大きいおにぎりを買っています。
一旦減らしておいて増やす

この前、ポテトチップの袋を見たら、大きな字で「20%増量」と書いてありました。
ところが、裏の内容量をチェックしたら、昔に比べてかなり量が減っていました。
増量したときは、パッケージなどに大きく増量をアピールするのに、減量したときは、こっそり内容量の数字を減らしています。
それって、お客さまのことを第一に考えた商売のやり方なのでしょうか?
容れ物はそのまま中身を減らすのでスカスカに
以前、ボクの母も言ってましたが、ソーセージの袋をスーパーで買って、家で開けてみたらソーセージが5本ぐらいしか入ってなかったそうです。
次からは、ソーセージの袋の中身をよく確認してから買うと言っていました。
なお、このような話は、ソーセージに限った話ではありません。

最近はありとあらゆるものが、容れ物ばかりが大きくて中身がスカスカです。
ということでボクは最近、カップ麺を買うのを止めました。
いくら安くても、量が少なくてすぐに食べ終わってしまうので、食欲を満たさないからです。
減量して値段を据え置くのも、ここいらが潮時では!?

結局、1つの入れ物に商品を詰める工数は、中身の多少にかかわらず、ほぼ同じです。
中身の量が少ないと、その詰める工数の値段に占める割り合いが、高くなるということです。
また、同じ袋に対して、12枚のスライスチーズを入れた場合と、6枚のスライスチーズを入れた場合では、多少サイズは変わりますが、外袋の枚数が倍になってしまいます。

そんなことは製造業の方も、とっくに気付かれていることだと思います。
ゴミの減量化も含めて、エコの観点からも、そろそろ見直しが必要なのではないでしょうか?
お得用があるとまとめ買いに便利

ボクは、12枚入りのお得用スライスチーズを見つけると、それを買います。
もちろん迷わず、2袋まとめて買ってしまいます。
お店が近くにないので、何度も買いに行くのが面倒なのです。

どうか安易な手段をとらないで、近江商人のように「三方よし」の商売をしてください。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」の精神は、現代にも通じると思います。
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