岐阜県揖斐郡大野町(いびぐん おおのちょう)には、大野町運動公園があります。
野球場や運動場のほか、近くの大谷山には森林散策コースも整備されています。
以前いろんなコースを歩いてみたのですが、バラエティーに富んでいて、かなり楽しめました。
最後に滝まわりコースが残っているので、締めくくりに登ることにします。

大野町運動公園の駐車場に自動車を停めて、山すその道路を反時計回りに歩き、林道に入ったあとは、滝谷一号古墳を見て、滝まわりコース起点まで来ました。
滝まわりコース起点から林道を歩いて
滝まわりコース起点 林道に置かれたベンチ
ということで滝まわりコース起点からは、さらに林道を登っていきます。
途中には朽ちかけたベンチがありますが、見晴らしは良くないので、単なる休憩用なのでしょう。
滝谷山まで 700メートル 名もなき小滝
林道が終わると、いよいよ登山道が始まります。
いろいろと注意書きがあるので、ひと通り目を通しておきました。
近ごろは山林所有者の許しを得ずに、不法に伐採したり山道を作ったりする人がいるそうです。
中学生が間違って迷い込み、遭難騒ぎになったのだとか。
ちなみにすぐ近くには、名もなき小さな滝があります。
今回は金尾滝を見に行けなかったので、その代わりにしばし見ておきました。
険しい岩場の階段
谷川に架かる仮設橋 そびえる巨岩
さて滝まわりコースは、谷あいの道を登っていくので、道の上には石がたくさん転がっています。
たぶん大雨のときに出来た川によって、運ばれてきたのでしょう。
湿った砂地の道 岩場に造られた階段
足元に気を付けながら登っていると、谷川を横切る湿った砂地の道が現れました。
もしものときのために、谷側の木にはトラロープが張られています。
さらにその先は、岩場を登っていく急勾配の階段になっていました。
丸太が設置されたり岩が削られたりして階段状になっていますが、それでもかなりの登りにくさです。
水飲み場で水分補給
緩やかな谷あいの道 山水飲み場
岩場を登り終えて緩やかな道を歩いていると、水飲み場がありました。
小さな台の上には、金属製コップも置かれています。
かつては草陰の塩ビ管から水が流れ落ちていたようですが、現在はすっかり涸(か)れています。
仕方がないので谷川から直接、手で水を掬(すく)って、水分補給しました。
滝谷山まで 600メートル 水浸しの山道
水飲み場から歩きだすと、しばらくは道が水浸しになります。
ところが次第に谷川から離れていき、急勾配の斜面を登るつづら折りの道になっていきました。
巨岩の間を通り抜けて

さて急坂の途中で斜面を見上げると、巨岩が地面から突き出していました。
巨岩の方へ伸びる階段と迂回路とがあったので、もちろん険しそうな巨岩への道を選びます。
岩の間を登って 岩の上からの眺め
巨岩に近づいてみると、道は岩の窪んだところを越えていくので、あまり険しくはありません。
岩の上から下をのぞいて見ると、足場の悪さも加わって、すこし恐怖を感じました。

さらに登ったところには、夫婦岩のように見える二つの岩があります。
渡されているのがトラロープなので、落下防止を目的にしているのだと思われます。
さらに滝谷山を登っていきます。
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