岐阜県揖斐郡大野町(いびぐん おおのちょう)には、大野町運動公園があります。
野球場や運動場のほか、近くの大谷山には森林散策コースも整備されています。
以前いろんなコースを歩いてみたのですが、バラエティーに富んでいて、かなり楽しめました。
最後に滝まわりコースが残っているので、締めくくりに登ることにします。

滝まわりコースを、夫婦岩?から終点の滝谷山頂上まで登ったあとは、コース外の雁又山登山ルートの途中にある御嶽山展望平まで来ました。
登山ルートに点在する、展望台群
展望台その1 養老山地、御池岳、霊仙山、池田山
さて御嶽山展望平から雁又山に向かって歩きだすと、すぐまた別の展望台がありました。
いろいろな山が見えますが遥か遠くなので、どれもこれも霞(かす)んでいます。
展望台その2 根尾川沿岸
さらに尾根筋を歩いていくと、大きな丸太ベンチのある展望台に着きました。
木が生い茂っているため眺望は良くありませんが、他に人がいなければ寝っ転がるのに良さそうです。
展望台その3(左)、文珠山、百々ヶ峰 展望台その3(右)、金華山
雁又山登山ルート終盤の広場からは、採石場の向こうに百々ヶ峰(どどがみね)が見えました。
すこし移動して見る角度を変えると、岐阜城のある金華山も辛うじて見えます。
雁又山頂上と展望台からの眺め
雁又山頂上 雁又山の案内板
ということで、ようやく雁又山頂上に着きました。
山頂は広々としており、周囲の一段下がったところが平らなので、砦跡なのかも知れません。
雁又山展望台 雁又山からの眺め
山頂南側の一段下がったところには、見晴らしの良い展望台がありました。
丸太ベンチや切り株イスなどがあるので、景色を見ながらの休憩にはもってこいの場所でしょう。

展望台からは、広大な濃尾平野を見渡せました。
地平線?が微(かす)かに丸みを帯びているので、地球が丸いことを実感できます。
雁又山頂上から先は、立入禁止

さて雁又山から下山するため、他の登山道を探していると、立入禁止の注意書きがありました。
山林所有者のご厚意で登らせてもらっているので、指示には従います。
山頂北側へ 山頂北側の注意書き
山頂を越えて北側へ下りてみると、またしても立入禁止の注意書きがありました。
なお山頂東側には、大量の枯れ枝でバリケードが築かれています。
登山者に開放されているのは、どうやら滝谷山から雁又山へと続く登山ルートだけのようです。
仕方がないので来た道を戻って、正規コースで下山しました。
あとがき
以前、滝谷山頂上まで登ったときは、野村城跡のある大谷山から城跡探索コースを通りました。
登ったり下ったりを繰り返す道なので、たいへん疲れたことを憶えています。
今回は滝まわりコースで、ふもとから直接、滝谷山頂上まで登ってみました。
ほとんど上り坂ばかりだったので、あっさりと山頂に着いてしまい、物足りなかったぐらいです。

ただ心残りは、滝まわりコースの名前の由来になった金尾滝を見られなかったことです。
気が向いたら一度、見に行ってみたいと思います。
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