【福井】南条郡南越前町の藤倉山へふたたび その3 (八十八ヶ所弘法寺から下山篇)

神社仏閣めぐり
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福井県南条郡南越前町(なんじょうぐん みなみえちぜんちょう)には、藤倉山(ふじくらやま)があります。
かつて藤倉山の山中には、七堂伽藍を備えた寺院とその門前集落があったと考えられているそうです。

ということで、久しぶりに藤倉山に登ってきました。
白鬚神社から谷筋を登ってみたら、かつての門前集落跡と磐座(いわくら)らしき巨岩にたどり着けました。

藤倉山・鍋倉山周辺地図
藤倉山・鍋倉山周辺地図

光明聖寺藤倉院跡から、藤倉山頂上を越えて、鍋倉山頂上まで来ました。

八十八ヶ所弘法寺を通り抜けて

さて鍋倉山からは、八十八ヶ所弘法寺を目指して、急勾配の坂道を下っていきました。
鞍部から登り返したあとは、途中の高台で景色を眺めながら休憩します。

ということで、八十八ヶ所弘法寺の裏手にたどり着きました。
折角なので、色とりどりの細長い布がぶら下げられた本堂の前で、お参りしていきます。

境内を通り抜けたあとは、八十八段の石段を下って、赤い極楽橋を渡りました。
アンテナ塔や岩屋不動明王のある分岐点からは、案内板にしたがって八十八ヶ所登り口の方へ進みます。

本家の岩屋不動明王

八十八ヶ所登り口へ向かって坂道を下っていると、お不動さんへの案内板がありました。
折角なので、寄り道していくことにします。

横がけ道を歩いていくと目の前に巨岩が現れて、その中に祠(ほこら)が収められていました。
祠の中には、倶利伽羅(剣)を持った憤怒の形相の不動明王立像が安置されています。

不動明王

そういえば、アンテナ塔のある分岐点にも、岩屋不動明王が祀(まつ)られていました。
ここが本家だと思われますが、参道が危ないので、お参りしやすい場所に分祀したのかも知れません。

八十八ヶ所登り口へ

さて岩屋不動明王からは来た道を戻って、ふたたび八十八ヶ所登り口へ下っていきました。
八十八ヶ所弘法寺へお参りする人のため、参道の途中には 5箇所の休み場が設けられています。

第一休み場まで下ってベンチに腰掛けると、正面に旧北陸道今庄宿のまち並みが見えました。
タイミングが良ければ、JR北陸本線を走り抜ける列車が見られそうです。

さらにつづら折りを下っていくと、のぼり旗の立てられた八十八ヶ所登り口にたどり着きました。
登り口の傍らには、「修行大師」と呼ばれる行脚姿の弘法大師立像が安置されています。

あとがき

今回の藤倉山登山は、白鬚神社から谷筋を進んだあと、そのまま山頂まで登りました。
谷筋は倒木を覚悟していたのですが、山の手入れが良いようで、大したことはなかったです。

今回の収穫は、かつての山岳寺院「光明聖寺」の門前集落跡を見つけられたことです。
門前集落跡の上には、神さまが宿る磐座だと考えられた、2つの巨岩も見つけられました。

山の頂上で叫ぶ

やっぱり超低山に登るのは楽しいですね。
山城跡や山岳寺院跡、集落跡など、かつての人間の活動の痕跡に出会えます。

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