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【福井】南条郡南越前町の藤倉山に登ってみました その3 (燧ヶ城址から藤倉山へ篇)

森の中を歩く二人 城郭めぐり
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福井県南条郡南越前町(なんじょうぐん みなみえちぜんちょう)の今庄宿のすぐ近くには、藤倉山(ふじくらやま)・鍋倉山(なべくらやま)ハイキングコースがあります。

その途中にある燧ヶ城址(ひうちがじょうし)のことが、ずっと気になっていたので、見に行ってきました。
ただあまりにも早く燧ヶ城址に着いたので、ついでに藤倉山鍋倉山にも登ってきました。

藤倉山・鍋倉山周辺地図
藤倉山・鍋倉山周辺地図

大手から燧ヶ城址に入って、土橋を渡り虎口を抜けて、まっすぐな長い道の奥にあった本丸へ入ったあとは、本丸の中を見て歩いて、見晴らし場からふもとの景色も眺めました。

燧ヶ城址の本丸奥の広場

愛宕山(あたごやま)の頂上に上がったとき、本丸の奥に広場を見付けたので、行ってみることに。
曲がりくねった坂道を下って土橋を渡ると、本丸よりも広い場所に出ました。

大きめのテント

もしかするとその広場は、かつて「大広間」などと呼ばれていたのかも知れません。
広いのできっと、大勢の兵士たちが駐屯していた場所なのでしょうね。

本丸奥の広場から
本丸奥の広場から、日野山

広場の見晴らし場から見た景色は、本丸からの景色とは、またすこし違って見えます。
鍋倉山のトンネルから出てきた JR北陸本線は大きく弧を描き、そこを特急列車が走っていました。

ただ相変わらず日野山(ひのさん)には、雲が掛かっていました。

藤倉山ハイキングコースへ

藤倉山ハイキングコース
藤倉山ハイキングコース

この先もまだまだ燧ヶ城址が続くようなので、さらに奥へと歩いてみることにします。
すると道端に「藤倉山ハイキングコース」と書かれた標柱が立てられていました。

山の頂上で叫ぶ

藤倉山は標高643.5メートルなので、いつもなら絶対に登らない高さです。
ただ燧ヶ城址に早く着いたことから推測して、出発地点である JR今庄駅の標高は高そうです。

何だか登れそうな気がしたので、藤倉山に登ってみることにしました。

JR今庄駅の標高は、127メートルです。

ふたたび歩き出してみましたが、燧ヶ城址の搦手はあたり一面、背の低い笹だらけです。
どのような地形なのかはよく判りませんが、土塁を越えていくところだけは辛うじて判りました。

小山の横で左へ曲がると堀切が

こんもりとした土盛りが右側に見えてきたと思ったら、山道はほぼ直角に左へ曲がりました。
あとは藤倉山ハイキングコースを歩いていくだけです。

小さな堀切
小さな堀切

などと思いながら歩いていると、小規模ながらも尾根が切られており堀切になっていました。
燧ヶ城址全図には描かれていませんが、こんなところまで燧ヶ城址だったようです。

堀切とは、敵の侵入を遅らせるために、山の尾根などを掘って切った土木建造物のこと。

いよいよ藤倉山へ

案内板(左)北電巡視路(奥)藤倉山
案内板(左)北電巡視路(奥)藤倉山

さらに奥へ歩いていくと、初めて藤倉山までの距離と目安時間が書かれた案内板を見付けました。
それほど遠くは無さそうなので、何とか登っていけそうです。

北電とは、北陸電力の略称です。
ただし営業地域外では北海道電力と区別するため、略称「陸電」を使っているようです。

と思って登り始めたら、いきなり急斜面の洗礼を受けました。
しかも上り坂が結構長く続くので、いつまで経っても勾配が緩やかになりません。

ニホンリス

ときどき立ち止まりながら、それでも登っていくと、ようやく歩きやすくなりました。
またすぐに急な上り坂が始まるのですけどね。

さらに藤倉山ハイキングコースを歩いていきます。

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