近頃、滋賀県東近江市(ひがしおうみし)に点在する、低めの山によく登ります。
すると山の展望台から、布施山(ふせやま)を見掛けることがありました。
気になったので、ふもとに駐車場が無いか調べてみると、布施公園があるようです。
その布施公園には駐車場だけでなく溜池もあるので、何だか面白そうでした。
ということで布施山に登って、ついでにあたりを散策してきました。

布施公園の駐車場へ
普段、布施公園の近くはまったく通らないので、道が判りにくかったのですが、とりあえずたまに通る国道421号線(八風街道)で近くまで行きました。
交差点「清水三丁目」で南に曲がり、しばらくは近江鉄道に沿って南下します。

布施山全体がよく見えるようになったので、交差点「布施町」で右(西)へ曲がると、うまい具合に布施公園の駐車場に着きました。
広々とした布施公園
布施公園の駐車場に自動車を停めて、歩道に出てくると、歩道の反対側には子供向けのカラフルな遊具が、いくつか設置されていました。
親子連れが遊んでいましたが、まだまだ暑いようで他に人はいません。
芝生広場の方を見ると、日差しが直に当たるので、遊んでいる人はいませんでした。
芝生広場の周りに並木道があり木かげになっていたので、そこを歩いて布施山へ向かいます。
ただ布施山の登山口を指し示す案内板が何も無かったので、すこし不安でした。
野草園と観知溜館

布施山のすぐ近くまで来ると、少し小さめですが、またもや駐車場がありました。
このあたりにも施設があるので、その利用者のために用意されたのでしょう。
布施山にも近いので、登山者にも良いかも知れません。
パンパグラス?の野草園
折角なので、野草園(やそうえん)の中を歩いてみました。
園内にはモミジやメタセコイアが植えられ、木かげには U字溝のベンチが配置されています。
看板の下の説明を読むと、園内にはパンパグラスなどの野草も植えられているそうです。
しかしパンパグラスらしきものは、どこにも見当たりませんでした。
パンパグラスとは、イネ科の多年生植物でシロガネヨシともいい、ススキに似ている。
観知溜館で野鳥を観察
そのすぐ隣には、観知溜館(みちるかん)という野鳥観察施設がありました。
階段を上って施設の 2階へ行くと、布施溜池に生息する鳥たちの姿を見られるようです。
無料でのぞける双眼鏡も 2台、設置されていました。
ただその双眼鏡を使って野鳥を見付け、さらに観察するのは至難のわざです。
布施山城跡の登り口
それでは、いよいよ本来の目的である布施山に登ります。
登山口への案内が無かったので、突き当りを何となく左の方へ歩いていきました。

すると運良く、布施山城跡の登り口を見付けました。
布施山に城跡があることは知らずに来たのですが、これから頂上まで登っていくと、いろんな発見がありそうです。
地蔵盆の日だったので、お地蔵さんには飾り付けとお供えがされていました。
つぎは布施山城跡を登ります。
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