以前まだ外国からの観光客がそれほど多くなかったころ、JR京都駅からバスに乗って東山まで行き、あたりを歩いてきました。
銀閣寺も南禅寺も、自動車に乗ってすぐ近くまでは行ったことがあったのですが、道に迷ったり紅葉の時期だったりして入れませんでした。
ということで駐車場の心配をしなくても良いように、JR京都駅までは電車で行って、そこから京都市バスで現地に向かいます。
最近は旅行者が増えて、市バスが大変混み合うので、乗るのが難しいようです。
JR京都駅からバスに乗って
JR京都駅で電車を降りると、ボクはいつも烏丸口(北口)からバスターミナルに出て、自動販売機でバス一日券を買います。
本当は 3回以上バスに乗らないと、バス一日券の元を取れません。

しかしバスの運賃箱のところで両替したり、財布の中から小銭を探したりする手間を考えると、バス一日券はとても便利です。
すこし損をしますが、いたし方ないといった感じです。
銀閣寺の近くでバスを降りて
さて交差点「白川通 今出川」の手前でバスを降りたら、まずは白川疎水に沿って東の方へ歩いていきました。
この白川疎水は、灌漑(かんがい)用水である琵琶湖疏水から枝分かれしたものです。
京都中心地の川は北から南へ流れていくのですが、逆に疎水は南から北へと流れていきます。

まれに川が立体交差している場所があるので、見付けるとうれしくなります。
ただ灌漑用水は無理やり通すことになるので、京都に限らず様々な場所で、自然の川と立体交差しているようです。
銀閣寺参道で、にしんそばを食べる
では白川疎水に架かる銀閣寺橋を渡って、緩やかに上る細い銀閣寺参道を歩いていきます。
銀閣寺橋から白川疎水に沿って南へ続く細い道は、哲学の道と呼ばれています。
銀閣寺参道に入ったと思ったら、多くの人で賑わうそば屋があったので、食べていくことに。
1人だったので、入り口のすぐ横のこぢんまりした席に案内されました。

その店の名は「一休」といいます。
温かいにしんそばが有名みたいだったので、それを注文して食べました。
甘く煮付けたニシンが美味しかったです。
銀閣寺とは
さてふたたび銀閣寺参道の坂道を上っていくと、銀閣寺の入り口にある広場に着きました。
銀閣寺の境内を案内する、大きな鳥瞰図(ちょうかんず)があるので、あらかじめ見てから参拝すると良さそうです。

ご存知の通り銀閣寺の本当の名前は、慈照寺(じしょうじ)といいます。
また写真などでよく見る 2階建ての建物は、観音殿という名前が付いています。
方丈(本殿)は別にあるのですが、そちらは有名ではありません。
建てられたときから現在に至るまで、観音殿に銀箔が貼られたことは一度もありません。
しかし何故か「銀閣」と呼ばれている、とても不思議な建物です。
つぎは銀閣寺の中を見に行きます。
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