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【京都】銀閣寺から哲学の道を通って南禅寺へ その4 (哲学の道から南禅寺三門篇)

名所史跡めぐり
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以前まだ外国からの観光客がそれほど多くなかったころ、JR京都駅からバスに乗って東山まで行き、あたりを歩いてきました。

自動車に乗って京都へ行くと、たまに東山のあたりを通るのですが、駐車場が判らずに引き返すことが多かったので、市バスを使って訪れています。

銀閣寺の庭園の中と山道を歩いて、歴史の教科書でよく見る角度から銀閣(観音殿)を見てきました。

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哲学の道を歩いて

さて、銀閣寺(慈照寺)の参拝を終えたので、つぎの場所に移動します。
銀閣寺参道を下って、白川疎水に架かる銀閣寺橋を渡り、その疎水沿いの道を歩きました。

「哲学の道」と呼ばれるその道は、季節によって桜や新緑、紅葉などを楽しめるそうです。
ただボクが歩いたときは冬だったので、植えられていた木には花も葉も付いていません。

「哲学の道」を歩く人が少ないので、白川疎水沿いの景色を楽しみながら、ひたすら南に向かって歩いていきました。

「哲学の道」には、京都市電から転用した路面敷石が置かれています。

哲学の道とは

用水路

「哲学の道」は白川疎水に沿って作られた道で、銀閣寺橋から若王子橋(にゃくおうじはし)までをそう呼びます。

もともとは琵琶湖疏水が完成したときに、その分線である白川疎水を管理するために作られた道だったのですが、何かと便利だったのでしょう、通行する人が増えていったようです。

近くに多くの文人が住みだすと「文人の道」、哲学者が考えごとをしながら歩くと「哲学の小径」、その他いろんな名前で呼ばれてきました。

地元住民が話し合った結果、現在では「哲学の道」と呼ぶことに落ち着いています。

鹿ヶ谷通を通って

若王子神社(にゃくおうじじんじゃ)のところまで来ると、「哲学の道」は終わりです。
丁字路で右へ曲がって坂道を下っていきました。

広い通りまで出たら、今度は鹿ヶ谷通(ししがたにどおり)を南へ向かいます。
しばらく歩くと道は細くなってしまって、次第に右へ右へと曲がっていきました。

鹿の親子

南禅寺の北門にあたる立派な「大寂門(だいじゃくもん)」をくぐると、そこはもう南禅寺の境内です。

途中で三門へとまっすぐに伸びる道があったのですが、正面から三門の佇まいを見たかったので、そのまま鹿ヶ谷通を歩いて行きました。

南禅寺の三門の2階に上がって

悟りを開くブッダ

南禅寺の正門は「三解脱門(さんげだつもん)」を短縮して「三門」と書き表します。
解脱(げだつ)とは、俗世間の煩悩から逃れて悟りの世界に入ることをいいます。

つまり「三門」とは、悟りの境地に達するために通過するべき 3つの関門という意味です。

正面から巨大な三門を見ながら歩いていったのですが、何とも荘厳な雰囲気です。
三門は、以前からずっと来たかった場所なので、いざくぐったときはとても嬉しかったです。

ちなみに三門の 2階は、四方に外回り縁欄干が設けられているので、ぐるりと回れます。
三門に上がってみましたが、上から眺める南禅寺周辺の景色は格別でしたよ。

南禅寺の三門に上がるには、参拝志納金が必要です。

 

さらに南禅寺をめぐります。

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