岐阜県各務原市(かかみはらし)にも、ご多分に漏れず権現山(ごんげんやま)があります。
山頂へとまっすぐに登っていく石段の先には、多度神社が祀(まつ)られているのだとか。
ということで、各務原の権現山に登ってきました。
帰りはついでに、白山神社や岩滝六所神社の方へも足を伸ばしています。

蘇原自然公園の駐車場へ
まずは、蘇原自然公園(そはら しぜんこうえん)の駐車場へ向かいました。
おがせ街道の交差点「吉野町」で北へ入ったら、田園地帯をそのまままっすぐに進みます。
つぎは新境川を渡ったらすぐの、信号のある交差点で右(東)へ曲がります。
最後は田園地帯の道端に設置されている案内板にしたがって、左(北)へ曲がります。


山へ向かってすこし上り始めると、蘇原自然公園の駐車場に着きました。
なお公園のすこし南から、西へ入って細い道を進むと、西側の駐車場へ行けます。
伊吹の滝と不動明王

さて蘇原自然公園から山へ向かって歩いていくと、程なく水の流れ落ちる音が聞こえてきました。
滝の名前は「伊吹の滝」といい、かつてこのあたりが蘇原郷伊吹村だったことに由来するようです。


石段を登っていった先には、立派な堂宇も建てられていました。
参道沿いに立てられたのぼり旗によると、祀(まつ)られているのは滝につきものの不動明王のようです。

ちなみに滝の近くには、蛇宮の祠(ほこら)もありました。
平成中ごろ、冬眠もせず滝周辺をウロウロしていたヘビを祀ってあるそうで、ご利益があるのだとか。
権現山登山者の多くは、伊吹の滝の駐車場を利用しているようです。
蘇原自然公園遊歩道入り口


伊吹の滝から参道を挟んで反対側には、蘇原自然公園遊歩道の入り口がありました。
権現山頂上(標高232メートル)までは約1000メートルで、山頂には休憩所があって眺めが良いそうです。

蘇原自然公園遊歩道を登り始めると、今度は案内板が設置されていました。
はじめにつづら折りを登って、つぎに尾根筋を歩いたあと、山頂の展望台までまっすぐ登るようです。


ということで、蘇原自然公園遊歩道を登り始めました。
舗装道路が終わると、いよいよ勾配が急になるようで、箱に杖が何本も用意されています。
つづら折りを登って尾根筋へ


蘇原自然公園遊歩道は、道幅が広くて丸太階段が整備されており、とても歩きやすくなっていました。
はじめはつづら折りの上り坂が続くので、ときどき景色を眺めながら休憩します。


息を整えながら坂道を登っていると、程なく尾根筋にたどり着きました。
今回の目的は、権現山頂上の権現山展望台まで登ってくることなのですけどね。
ただ案内板に記されている、逆方向のところにあるらしい岩滝六所神社が気になりました。
案内板が見に来てほしいと、しきりに訴えてかけているようです。
さらに権現山を登っていきます。
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