ボクは、行政書士の試験を 3回受験しました。
もちろん日々、試験勉強に励んだのですが、神様のご加護があれば、なお心強いです。
ということで、毎年神社にお参りして、合格祈願のお守りを買っていました。
最初は晴明神社にお参りしましたが
最初の 2年は、晴明神社(せいめいじんじゃ)で「勝守(かつまもり)」という資格試験にご利益があるというお守りを買いました。
晴明神社は、京都市上京区晴明町(きょうとし かみぎょうく せいめいちょう)の住宅街の中にこぢんまりとあります。
しかし、精進が足りなかったようで、2度とも試験結果は駄目でした。

晴明神社には以前、妹が手術をするというので、お守りを買いに行きました。
手術にはご利益があったので、行ってみたのですけどね。
北野天満宮に変更してみました
今年こそは受かるぞと、3年目は北野天満宮(きたのてんまんぐう)にお参りに行きました。
それは、不合格通知が届いた直後の冬の寒い時期のことです。
北野天満宮は、京都市上京区馬喰町(きょうとし かみぎょうく ばくろちょう)の巨大な森の中にある全国天満宮の総本社です。

言わずと知れた、学問の神様である菅原道真(すがわらのみちざね)がお祀りしてあります。
合格祈願と言えば、やっぱり天神さんです。
なぜボクは今まで、天神さんにお願いしなかったのでしょうか。

長い参道にはいくつもの座り込んだ牛

JR京都駅から京都市営バスに乗って、交差点「北野天満宮前」で降りました。
大きな鳥居をくぐって、長い参道を歩いていきます。
天神さんと言えば牛なので、長い参道にはいくつもの、座り込んだ牛の像が奉納されています。
これは、菅原道真公の故事に由来するそうです。
人にひかせず牛の行くところにとどめよ(遺体を牛に牽かせて、牛が行ったところに置いてくれ)

菅原道真公の最期の遺言に従い、遺体を載せた牛車を牛に牽かせところ、牛が途中で座り込んでしまいました。
そのため、遺体をその場所の近くの安楽寺に埋葬したそうです。
お守りだけでなく絵馬を奉納
さて、北野天満宮の拝殿まで進み、参拝を済ませましたので、お守りを買うことにしました。
ただ折角、北野天満宮まで来たのですから、絵馬も奉納することに。
合格祈願のお守りと絵馬を買って、絵馬所の横に設置されたテントまで戻ってきました。
このテントの中で、テーブルに貼ってある絵馬の書き方を手本にして、絵馬を書きます。

絵馬とは、それを書くことで神様に対して、努力することを宣言するためのものだそうです。
願いごとを書くだけで、何の努力もしない人を、神様は助けてくれないのだとか。
なお、お願いを書いた絵馬は、西の方にあった奉納所に掛けておきました。
あとがき

やっぱり餅は餅屋、学問の神様は天神さん、ようやく資格試験に合格できました。
基本的には、しっかりちゃんと勉強することが、一番大事だとは思います。
ただ、本屋に教科書を買いに行ったら、いい本を買えましたし、資格試験で出題された記述式の問題が、覚えている知識の範囲内でした。

なによりも良いことは、お参りして絵馬を書くことで、精神的に安心・安定を得られるということです。
なお合格通知が届いたら、さっそく北野天満宮へ、お礼参りに行ってきました。
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