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【滋賀】長浜市余呉町の毛受兄弟の墓から行市山へ その5 (行市山砦跡と山頂篇)

城郭めぐり
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行市山(ぎょういちやま)は、滋賀県長浜市余呉町(ながはまし よごちょう)と福井県敦賀市奥麻生(つるがし おくあそう)にまたがる山です。

今回は、余呉町新堂(よごちょう しんどう)の毛受(めんじゅ)兄弟の墓から、行市山へ登ってみました。
倉坂峠(刀根越)からの道と違って、山頂までの距離が書かれているので、とても判りやすかったです。

行市山周辺地図
行市山周辺地図

前田利家が陣を置いたという別所山砦跡を散策しました。

行市山砦跡への道

さて行市山登山ルートを歩いて、頂上まで 1000メートルぐらいになると、山道が急勾配になってきました。
すこしずつしか前に進めないので、なかなか山頂までの距離が縮まりません。

それでも登山ルートを歩きながら周りを見回すと、背の低い笹が生い茂るようになってきました。
以前登ったときも山頂近くは笹だらけだったので、いよいよ山頂に近くなってきたようです。

頂上まで 500メートルあたりまで来ると、登山道右側の木がなくなって眺望が良くなりました。
遠くまでよく見えますが、先ほどまで散策していた別所山ぐらいしか、目ぼしいものはありません。

笹に覆われた、行市山砦跡

なだらかな道もつかの間、頂上まで 200メートルあたりからは、ふたたび急な上り坂が始まりました。
長い坂道を登った先には、背の高い土塁が立ちはだかっています。

地面に落ちていた解説板を見ると、どうやらこのあたりが行市山砦跡のようでした。
本来の道を通りたかったのですが、笹が生い茂っており進むのが困難なので、土塁を越えていくことに。

笹をかき分けて進んだ跡があるので、砦跡めぐりの強者(つわもの)もいるようです。

行市山砦跡主郭に入ってみると、あたりはすっかり笹で覆われており、見るも無残な状態でした。
北側の低い土塁を越えて、さらに笹の小径を奥へと進みます。

広々として見晴らしの良い、行市山頂上

笹の小径を抜けると、あたりはすっかり明るくなり、正面にはよく手入れされた原っぱが広がりました。
奥に見える白くて四角い板は、行市山頂上の案内板のようです。

ということで、久しぶりの行市山頂上に到着しました。
賤ヶ岳の戦いのおりには、佐久間玄蕃盛政(さくま げんば もりまさ)が陣を置いたそうです。

せっかくの山頂まで登ってきたので、景色を眺めてみました。
登っている間に雲が出てしまいましたが、遠くの方に小谷山琵琶湖がおぼろげながら見えます。

もう一つの登山道へ

行市山の別の登山ルートへ
別の登山ルートへの入り口

来た道を戻っても面白くないので、帰りは別の登山ルートを下りることにしました。
前回、倉坂峠から登ってきたときに、気になっていた道です。

今回は分かれ道で倉坂峠の方へは曲がらずに、そのまままっすぐに進んでみました。
しっかりと笹も刈られており、何だか歩きやすそうに見えます。

つぎは別の登山道と林道で下山します。

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