滋賀県長浜市大門町(ながはまし だいもんちょう)には、八丈岩(はちじょういわ)があります。
下草野まちづくりセンターのブログによると、八丈岩ハイキングコースが復活して駐車場もあるそうです。
至れり尽くせりなので、八丈岩まで登ってきました。
ついでに大依山頂上を目指したのですが結局、山名板は見つからずじまいです。

八丈岩登り口から、尾根筋分岐点まで登ってきました。
尾根筋を標高326地点へ


さて尾根筋分岐点から大依山へ行く前に、まずは東側の標高326地点を見に行くことにしました。
地図アプリで確認すると、広い平坦地があるように見えるので気になります。

ところが踏み跡をたどり始めると、荒れ放題でまったく整備されておらず、廃道寸前でした。
八丈岩ハイキングコースではないので、仕方ないのですけどね。


程なくたどり着いた標高326地点は案の定、広い平坦地になっていました。
説明板などはありませんが、姉川の戦い直前に浅井・朝倉連合軍が置いた、陣跡の一つかも知れません。
荒れた登山道を大依山へ


東側の標高326地点のつぎは、大依山頂上を探しに行きました。
処どころに倒木が散乱していたりしますが、比較的歩きやすい登山道が続きます。


ところがしばらく登っていると、草むらが一帯に広がって、踏み跡が見えなくなってしまいました。
何がひそんでいそうで不安ですが、意を決して進んで見ることに。


すると草むらの中の木に、大依山への案内板が取り付けられていました。
案内板にしたがって、直角に曲がると草むらから出られましたが、まだまだ荒れた登山道は続きそうです。
大依山頂上推定地1(標高365地点)


さて堀切跡らしき場所を渡ると、標高365地点が目と鼻の近くになりました。
大依山の山名板を探すため、登山道を離れて斜面を登ってみることに。

ところが標高365地点周辺を探し回っても、山名板らしきものはどこにも見当たりませんでした。
大依山には、もっと他に高い場所が他にあるのでしょうか。


仕方がないので、それらしい場所を探して、さらに登山道を進んでいきました。
程なく、大依山を縦断する舗装林道に出ます。
大依山頂上推定地2


地図アプリとにらめっこしながら舗装林道を歩いていると、山中への登り口を見つけました。
案内板が何も無いので不安ですが、ピンク色リボンを頼りに歩いていきます。


すると、広々とした平坦地にたどり着きました。
もしかすると、ここも姉川の戦い直前に置かれた、浅井・朝倉連合軍の陣跡かも知れません。

ただ目を凝らしてあたりを探しても、大依山の山名板は見当たりませんでした。
そもそも大依山には、山名板など存在しないのかも知れません。
つぎは八丈岩経由で下山します。
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