以前、滋賀県近江八幡市(おうみはちまんし)にある百々神社(ももじんじゃ、地図)に、たまたま立ち寄ったときのことです。
立ててあった案内板「里山ハイキングガイド 八幡山縦走コース」を見て、百々神社から日牟礼八幡宮(ひむれ はちまんぐう)まで、八幡山の尾根を歩いて行けることを知りました。
その頃は、歩いて見ようという気がまったく無かったのですが、ロープウェイと路線バスを利用して、八幡山を縦断してきました。
久しぶりに日牟礼八幡宮へ

まずは適当な道を走って八幡堀を渡り、日牟礼八幡宮の参道の駐車場へ向かいます。
午前中には到着したのですが、白雲橋に近い場所はすっかり自動車で埋まっていました。
それでも日牟礼八幡宮の神門の前まで進むと、かなり空きがありました。
すでに停めてあった自動車は、八幡堀や古い町並みを観光する人たちのものだったようです。

前回すでに、八幡山の頂上から日牟礼八幡宮までの下山道は歩いてあります。
それゆえ今回は、八幡山の頂上から百々神社までを歩くことにしました。
八幡山ロープウェイに乗って

ということで、八幡山の頂上まではロープウェイに乗っていきます。
もちろん帰りは百々神社の方へ下りるので、片道切符を買いました。
ちなみにロープウェイカードはもう無くなったので、配っていないそうです。
当日は祝日だったので観光客が多く、ロープウェイの臨時便が運行されており、ほとんど待つことなく乗れました。
八幡山ロープウェイからは、近江八幡の町並みがよく見渡せます。
雄大な景色をのんびり楽しんでいると、いつの間にか山頂駅に着いてしまいました。
山頂駅から北の丸へ直行

八幡山の頂上は八幡山城址になっており、見上げるような石垣が至るところに遺っています。
ただ前回すでに八幡山城址の中を散策しているので、今回は素通りしました。
さて八幡山縦走コースは、八幡山城址の北の丸から北へと続いています。
西の丸を経由しているとかなり遠回りになるので、村雲瑞龍寺の近くを通って、北の丸に直行しました。
北の丸からの眺め
北の丸から眺める景色は素晴らしいので、しばらく眺めていきました。
東の方角を眺めると、観音正寺のある繖山(きぬがさやま)や、その手前の織田信長の安土城があった安土山、舟遊びができる西の池などが見えます。

北西の方角を見ると、琵琶湖にせり出している長命寺山が見えました。
なお長命寺山の向こうには、沖島が浮かんでいます。
八幡山縦走コースへ

北の丸からの景色を十分に楽しんだので、八幡山縦走コースへ出発します。
北の丸の西側へ行くと、百々神社方面縦走路入り口がありました。
設置されている案内板によると、およそ90分の道のりのようです。

歩き始めるとまず最初に、北の丸の石垣の下を歩くことになりました。
北の丸の下を人が歩くなんて思ってもみなかったのでしょう、北の丸の上からは驚きの声が上がっていました。
さらに八幡山縦走コースを歩いていきます。
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