滋賀県高島市今津町(たかしまし いまづちょう)には、箱館山(はこだてやま)があります。
以前 2度ほど、ゴンドラに乗って山頂のゆり園を訪れたことがあります。

ということで今回は、三角点のある箱館山頂上まで徒歩で登ってきました。
帰りは、ついでに伊井城跡(いいじょう あと)を探索しています。

箱館山ゴンドラ山麓駅前駐車場へ
まずは、箱館山ゴンドラ山麓駅の前に広がる駐車場へ向かいました。
国道303号線を、箱館山スキー場の案内板にしたがって日置前ランプで降り、県道534号線を西へ進みます。
程なく現れた箱館山スキー場の案内看板で右(北西)へ曲がったら、坂道を登っていきました。
料金所で駐車料金を支払うと、だだっ広い駐車場に入れます。

駐車場は箱館山ゴンドラを利用する人専用なのでは?、とすこし不安だったのですけどね。
駐車料金を支払ったので、安心して自動車を停めておけます。
荒れ放題の登山道


さて駐車場からは、箱館山ゴンドラ山麓駅とは反対方向へ歩いて、登り口までやってきました。
雑草が伸び放題なので、ヘビなどに注意しながら分け入っていきます。
登山道を歩いて、山頂のゆり園には入場できません。
ケガや事故など、やむを得ない場合は入園できるようですが、所定の入園料は必要です。


草むらを通り抜けたら、いよいよ箱館山へと続く荒れ放題の登山道を登っていきました。
道中は倒木も多く、雨水でえぐれている場所もあるので、注意が必要です。


ということで、箱館山頂上へと続く尾根筋にたどり着きました。
右方向に伊井城跡を案内する白い標柱がありますが、まずは箱館山頂上を目指します。
ゴンドラの下をくぐって


箱根山頂上へと続く尾根筋を歩き始めると、いきなり連続する倒木群が行く手を遮(さえぎ)っていました。
倒木群をくぐり抜けていくのは大変なので、右側の小山の上を迂回していきます。
ところが途中で合流した林道からは、倒木がすっかり無くなっていました。
自動車がよく通るらしく、かなり歩きやすい道になっています。


しばらくして箱館山ゴンドラの下をくぐり抜けると、程なく道端に三角点への案内柱が現れました。
山名は記されていませんが、箱館山頂上を指し示しているものと思われます。
木立に囲まれた、箱館山頂上


さて三角点への案内柱からは登山道を離れて、シダ植物に覆われた谷あいを歩いていきました。
途中からはピンク色リボンを頼りに、斜面を登っていきます。


生い茂る低木のあいだを通り抜けると、ようやく箱館山頂上にたどり着きました。
萌芽更新していくつにも分かれたブナの幹には、カラフルな山名板が取り付けられています。
地面には、もちろん三角点がありました。
ただまわりは鬱蒼(うっそう)とした木立に囲まれているので、眺めは良くありません。
つぎは、伊井城跡を歩きます。
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