【愛知】博物館明治村はどんなところですか? その2 (文庫と銀行と大橋篇)

名所史跡めぐり
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愛知県犬山市(いぬやまし)に「博物館明治村」という場所があります。

博物館明治村
明治建築を保存展示する野外博物館。案内図、イベント。

ただ、あまりよく知らなかったので、実際に「博物館明治村」に行って、どんなところなのか、確かめてきました。

旧帝国ホテル中央玄関を見終わりましたので、次は東の丘の上にある建物を見に行きます。

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丘の上の旧内閣文庫

では、旧帝国ホテル中央玄関を出て、次は東の方の丘の上にある建物に向かいます。
コロッケの店の横を通り過ぎて、丁字路で右に曲がると、道は緩やかな上り坂になりました。

パルテノン神殿

丘の上には、建物の中央部分がギリシャのパルテノン神殿のような、旧内閣文庫があります。
4本の円柱が、下から上にいくに従って徐々に細くなっており、エンタシスになっています。

古書や古文書

現在、古書や古文書は、独立行政法人国立公文書館で保管されていますが、それ以前は、移築される前の旧内閣文庫の中で保管されていました。

エジプトに詳しい美学美術史の先生

さてボクは大学時代に、一般教養の単位を取るため、美学・美術史の授業を受けていました。

お名前は失念しましたが、その美学・美術史の先生は、エジプト美術の研究をされている方で、よくエジプトに行かれていたそうです。

アブシンベル神殿

エジプトの神殿には、なぜ等間隔にたくさんの柱が並んでいるのかなど、毎回興味深い話をしてくださいました。

美学美術史の先生がおっしゃるには

その先生がおっしゃるには、エジプトの川には背の高い葦(あし、よし)が生えていて、初期のころは、その葦を束ねて建物の柱にしていたそうです。

古代ギリシャ人

束ねた葦の上に屋根を乗せると、葦はたわんで膨らみます。
エンタシスとは、柱が石造りになったときに、その葦のたわみを再現したものだそうです。

その証拠に、エンタシスの円柱には束ねた葦をまねて縦に線が入り、柱頭(柱の上部の飾り)は葦の穂先をまねた形になっているのだそうです。

ただ、そういう話を他所(よそ)では聞かないので、真偽のほどは判りませんが……。

常設展示「世界のミニチュア建築」

なお現在、旧内閣文庫の中は「世界のミニチュア建築」という常設展示場になっています。

薄暗がりの部屋の中にガラスケースがいくつも置かれ、その中に世界の有名な建築物の白く小さな模型が、小さな証明とともに展示されています。

最初は一点一点丁寧に、小さな模型を眺めていたのですが、その数が多く際限がありません。
申し訳ありませんが、見ている途中で飽きてしまい、旧内閣文庫から出てしまいました。

展望塔になった旧川崎銀行本店

さて旧内閣文庫を出て、となりの旧川崎銀行本店を見に行きました。
旧川崎銀行本店は、新ビルへの建て替えのため、昭和61年に取り壊されました。

建物が小さいのは、建物の正面左側角の外壁部分だけを、移築したからだそうです。
建物の中央玄関部分や柱頭などは、新ビルに再利用されています。

金融機関

立て看板には、展望タワーと書いてありますので、ちょっと登ってみました。
しかし、広大な博物館明治村の中を一望するには、そのタワーはあまりにも低すぎです。

長居するのも何なので、すぐに下りてきてしまいました。

トラス構造の隅田川新大橋

さて、旧川崎銀行本店から少し戻って階段を下り、次は旧隅田川新大橋を渡りに行きました。

三角定規

トラス構造をしたその橋は、本来の長さの半分の 25メートル分しか移築されていません。
一方には立派な額が付いていますが、もう一方は切断されたままの状態になっています。

路面電車

また、橋の中央には都電36系統の複線の線路が再現してあり、両側は歩道になっています。
さらに橋の入口には、現代の橋にはないオシャレな街灯も設置されています。

ただ橋梁は結構、錆びてきていますので、どうにかしないといけないでしょうね。

では、池の上を渡って、聖ザビエル天主堂へ向かいます。

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