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【滋賀】甲賀市信楽町の飯道山と行場巡り その1 (駐車場から山頂へ篇)

名所史跡めぐり
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滋賀県甲賀市信楽町宮町(こうかし しがらきちょうみやまち)には、飯道山(はんどうさん)があります。
修験道の盛んだった山なので、以前からずっと気になっていました。

飯道山には、三角点のある標高664メートルの一ノ峰と、飯道神社のある二ノ峰があります。
飯道神が最初に降り立ったのは一ノ峰だそうですが、二ノ峰の方が信仰の中心だったと思われます。

ということで、宮町登山口から飯道山に登ってきました。
帰りに行場巡りをしたあと、飯道神社(いいみちじんじゃ、はんどうじんじゃ)にお参りしています。

飯道山 宮町登山口駐車場へ

まずは、飯道山 宮町登山口駐車場へ向かいました。
県道53号線の飯道神社一の鳥居脇から、案内板にしたがって狭い林道を登っていきます。

するとすぐに、普通車で 5台分ほどの、あまり広くはない駐車場に着きました。
目の前には、飯道神社二の鳥居手水舎があります。

飯道神社へと続く参道は途中まで、飯道山頂上への登山道も兼ねているようです。

つづら折りを飯道神社三の鳥居へ

さて鳥居をくぐって石段を登り始めると、すぐ白髭神社の鳥居前に着きました。
白髭神社を過ぎると、雨水で削られて歩きづらくなった、つづら折りの上り坂が始まります。

丁石を数えながら、地蔵の安置された地蔵宿の前を登っていくと、まもなく苔むした石垣が現れました。
かつて36もの坊舎が建ち並んだという、飯道寺の跡地内に入ったようです。

しっかりと整備された石段で弁天堂の横を通り抜けると、程なくして飯道神社三の鳥居が現れました。
ただ本殿まではまだ道のりがあるようで、参道が岩山の奥へ伸びています。

坊舎跡を通って飯道山へ

飯道神社へお参りする前に、まずは飯道山頂上まで登ってくることにしました。
飯道寺坊舎跡に整備された、なだらかな林道を進んでいきます。

岩本院跡を過ぎてしばらくすると、分岐点に簡易的な飯道山案内図が設置されていました。
飯道山頂上までは、「近道」と「杖の権現経由」の 2つのルートがあるようです。

念のため地図アプリで調べてみると、「近道」ルートの勾配はあまり急には見えませんでした。
簡単に登れそうなので、「近道」ルートを選ぶことにします。

飯道山頂上への道

さて笹の生い茂る「近道」ルートは、案の定なだらかで、どんどんと歩き進められました。
立ち止まって、荒くなった呼吸を整える必要もありません。

飯道山頂上の近くまで来ると、木立の向こうの明るい方へと続く、しっかりとした踏み跡ができていました。
期待して見に行きましたが、ふもとが見えるだけで期待したほどではありません。

ということで、あっけなく飯道山頂上にたどり着いてしまいました。
山頂からは「近江富士」と呼ばれる三上山が見えるので、お弁当を広げながら景色を眺めても良さそうです。

つぎは、飯道山頂上から下っていきます。

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