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【岐阜】海津市南濃町の羽根谷だんだん公園を巡って その1 (駐車場から砂防堰堤へ篇)

ダム見学
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岐阜県海津市南濃町(かいづし なんのうちょう)には、羽根谷だんだん公園があります。
すぐ隣にある月見の森を訪れたとき、羽根谷だんだん公園を巡るスタンプラリーの存在を知りました。

羽根谷(はねだに)は頻繁に土砂災害が起こる場所だったので、古くから砂防が行われてきたそうです。
地図を見ると、巨石積み堰堤石切場跡白龍神社などの見どころが点在しています。

スタンプラリー

ということで、羽根谷だんだん公園スタンプラリーコースを歩いてみました。
コースの途中からは、勇守山白龍神社桜番所にも足を伸ばしています。

羽根谷だんだん公園・月見の里周辺地図
羽根谷だんだん公園・月見の里周辺地図

国道近くの月見の森駐車場へ

まずは、スタンプラリーコースで通ることになる月見の森駐車場へ向かいました。
羽根谷だんだん公園の中にも駐車場がありますが、以前利用しているので馴染みがあります。

国道258号線の交差点「羽根谷」で西(山側)へ曲がって、道なりに進んでいきます。
白線にしたがって進んでいくと、自動的に月見の森駐車場の中へ入りました。

駐車場

月見の森を利用する人は多いようですが、広い駐車場なので好みの場所に停められました。
ちなみに月見の森にある南濃温泉「水晶の湯」は現在(2021年01年17日)、営業していません。

羽根谷だんだん公園の中へ

羽根谷だんだん公園へは、月見の森駐車場から来た道を戻って、公園の上に架かる橋を渡りました。
橋を渡り終えたところに公園への入り口があったので、入っていくことに。

水の涸(か)れた川沿いを歩いていくと、クイズラリーコースの案内板がありました。
受付は後ろの方ですが、クイズラリーに参加する訳ではないので、このまま進みます。

途中には、薩摩島津氏の家紋「丸に十文字」が付いた、玉虫色のオブジェとベンチもありました。
宝暦治水工事でお世話になった、薩摩藩(現、鹿児島県)との友好関係を表していると思われます。

土石流の広場に、スタンプポイント5

さて川沿いの道を上流へ歩いていると、土石流の広場にあるスタンプポイント 5 に着きました。
ここは「羽根谷の砂防の歴史」について勉強するところのようです。

土石流

土石流の広場なので、あたりには日本各地の土石流で流されてきた岩石が展示されていました。
シルエットが示されていたので、どれがどこの土石流なのか探してみることに。

土石流で流されてきただけあって、どの岩石も表面が削られて滑らかになっていました。
これ程の大きな岩石が大量に流れてきたら、人びとの生活は甚大な被害を受けたことでしょう。

人力で造られた、羽根谷砂防堰堤

イベント広場を通り抜けて水あそび場まで来ると、対岸にかなりの長さの藤棚が連なっていました。
川の上流を見ると、灰色の巨大な人工物が見えます。

近づいてみるとそれは、羽根谷砂防堰堤(はねだに さぼう えんてい)とよばれる巨大な石積みのダムでした。
まだ重機がない時代に、石をソリに乗せて運び、ダムの形に積み上げたそうです。

ヨハネス・デ・レーケ

明治時代に来日した、オランダ人技師ヨハニス・デ・レーケの指導によって、造成されました。
国の登録有形文化財に登録されているので、大切に活用しながら後世に伝えていく必要があります。

さらに羽根谷だんだん公園を歩いていきます。

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