岐阜県可児市(かにし)には、鳩吹山(はとぶきやま)があります。
以前、木曽川沿いの不老公園から大平山に登ったとき、案内板で名前を見つけました。
ということで、可児川下流域自然公園から鳩吹山に登ってきました。
あまりにも近すぎたので、ついでに西山(両見山)まで足を伸ばしています。

鳩吹山頂上から、西山(両見山)頂上まで歩いてきました。
西山休憩舎を経由して


さて西山頂上からは、西山休憩舎の方へ下っていきました。
ただ西山頂上は奥地にあるので、鳩吹山から西山へ行ったときと同様に、登ったり下ったりを繰り返します。


石原登山口への分岐点を過ぎると、すぐ西山休憩舎に着きました。
ただ見晴らしはあまり良くありませんし、西山頂上で休憩したばかりなので、すぐ出発することに。


程なくして始まったデコボコの岩場地帯を降り終えると、鳩吹山へ分かれ道がありました。
なるべく早く山を下りたかったので、道のりの短い西山登山口の方へ進みます。
鳩吹山遊歩道の西山登山口へ


西山登山口へ向かって下っていると、ふもとに広がる墓地が見えてきました。
墓地の周辺にはサクラの木が植えられており、淡いピンク色の花を咲かせています。


さら険しい岩場を下っていくと、ようやく鳩吹山遊歩道の西山登山口に着きました。
西山登山口前にある広場は、かつて駐車場だったと思われますが、現在は利用できなくなったようです。


ということで、緩やかな西山林道を下っていきました。
まわりを見回しても人っ子一人いないので、ひとり黙々と歩いていきます。
鳩吹山遊歩道の真禅寺登山口を見つけて


さて途中にあった西山林道のゲートをくぐってさらに下っていくと、みどり色のため池がありました。
土手に植えられているサクラが満開で、ちょうど見ごろになっています。


程なく鳩吹山遊歩道の真禅寺登山口がありました。
すぐ横にトイレがあるので、ここから鳩吹山に登る人は多いようです。
その証拠に、真禅寺登山口には真新しい鳩吹山遊歩道案内図が設置されていました。
石原登山口や西山登山口で見てきた案内図は、日に焼けて色が判別できないほど色あせています。
あとがき

さて可児川下流域自然公園の駐車場まで戻ってくると、着物姿の母子の像が設置されていました。
石碑には、「土田御前(どた ごぜん)生誕の地」と刻まれています。
土田御前は土田城主土田政久の娘で、織田信長を産んだお母さんです。
着物姿の母子の像は、土田御前と幼児期の織田信長をイメージして作られたものなのでしょう。

そういえば案内図やルートマップに、土田城跡の位置が描かれていました。
鳩吹山遊歩道の大脇登山口のそばなので、寄ってくれば良かったです。
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