子どものころは、肩に痛みを感じることなどなかったのですが、年齢を重ねたせいなのか、肩に痛みを感じるようになりました。
ある日のこと、自動車の運転席から後部座席のものを取ろうとすると、肩が痛くて腕が後ろに伸ばせなくなりました。
さらには、腕をまっすぐ上に伸ばすこともできなくなりました。
どうやら、一般的には四十肩や五十肩と呼ばれる、肩の関節痛になったようでした。
ということで、ボクなりに何とか治してしまいました。
四十肩・五十肩とは
「四十肩」と「五十肩」を国語辞典で調べてみましたが、「その年代の人に起こる腕や肩の痛み」のようなことしか書かれてないので、治療法を推測する参考になりません。
たぶん四十肩や五十肩の原因は、人それぞれで特定されていないのでしょう。
年齢を重ねたこともあるかも知れませんが、それで片付けると何の解決にもなりません。
これは自分の普段の生活ぶりから考えてみるしかなさそうです。
原因を考えてみました
その頃やっていることで、肩が痛くなるようなことはないか、原因を考えてみました。
その頃は冬だったので、寝るときには布団と毛布を重ね掛けしていました。
すると、夜中に毛布がずり落ちるので、寝ながら手だけで毛布を引き戻していたようです。
最初のうちは、そのことに気付いていなかったのですが、しばらくすると肩の痛みで夜中に目が覚めるようになりました。
その寝ながら手だけで毛布を引き戻す行為が、肩に負担を掛けていたようです。
運動をしないと筋肉は減る
さて筋肉は、運動をすればその量が増え、運動をしなければその量が減っていきます。
たとえばボディービルダーの方は、ひたすら運動をするので、ムキムキの体になります。
以前は仕事で、重いものをよく持ち上げていたのですが、その頃は読書ばかりで、持ち上げるのは軽いものばかりでした。
ということで必然的に、肩のあたりの筋肉の量が減っていったようです。
少ない筋肉で、無理して力を出そうとすると、関節から遠い筋肉まで使うことになります。
すると関節に無理な力が掛かって、炎症を起こしてしまうようです。
筋肉をつける
ということで、肩のあたりの筋肉を使う運動をすることにします。
まずは毎晩、風呂上がりに腕立て伏せをすることにしました。
目的はムキムキになることではなくて、必要な筋肉を付けることです。
最初は 5回からはじめて徐々に増やしていき、現在は 20回だけすることにしています。
これ以上増やさないのは、過度な運動をすることで関節を痛めたくないからです。
すっかり肩の関節痛も治って
さて現在、肩の関節痛はすっかり治って、自動車の運転席から後部座席に手を伸ばしても、痛くなくなりました。
また、両腕をまっすぐ上に伸ばせるようにもなりました。
ただ腕立て伏せをはじめたからといって、すぐに肩の関節痛が治ったわけではありません。
肩の炎症が治まるまでは、無理せず気長に続けることが大事です。
なお女性の場合は筋肉の量が少ないので、壁腕立て伏せから始めるといいかも知れません。
あとがき
筋肉は使っていないとすぐに量が減ってしまうので、毎日運動することが大事です。
ただ一般の人は、ムキムキになるほど過度に運動する必要はありません。
無理せず適度に運動することが、長く続けるコツです。
なおボクは毎日、腕立て伏せのほかにウォーキングもしています。
脚の筋肉が弱って血液の流れが悪くなると、病気にかかりやすいですからね。
そのときついでに肩甲骨も動かして、肩も鍛えることにしています。
まだまだ先は長いので気を抜けません。
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