【愛知】犬山市の東山と木曽川河川敷を巡る その3 (木曽川河川敷を歩いて篇)

名所史跡めぐり
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愛知県犬山市(いぬやまし)には、桃太郎神社(ももたろう じんじゃ)があります。
前回は桃太郎神社から桃山まで山中を歩いたのですが、前回行かなかった東山栗栖鉱山跡が気になります。

ということで、今回は東山を越えて栗栖鉱山跡を見に行ってきました。
帰り道は、木曽川沿いのデコボコした岩場や竹林の砂場をあちこち歩いています。

犬山市栗栖北部地図
犬山市栗栖北部地図

天神山の近くから、栗栖鉱山跡展望台群を訪れながら、川平遊歩道を下ってきました。

旅人が歩いて渡った、観音瀬

さて栗栖集落の中を歩いていると、橋の親柱に簡易的な観光案内図が張られていました。
すぐ横の栗栖ラインロード出入り口から、木曽川の方へ下っていきます。

元飛騨街道まで下ってくると、橋の欄干に周辺の観光案内図が張られていました。
観音瀬岩花のほか、チャート岩石帯などが見どころのようです。

岩花とは、本来「岩端・岩鼻」と書いて、岩の突端を意味する。

ということで木曽川河川敷のデコボコした岩場を歩いて、「観音瀬」と呼ばれる浅瀬を見に行きました。
名前の由来は、対岸に祀(まつ)られている岩屋観音堂です。

渡し船の運賃を節約したい人は、浅瀬を歩いて対岸へ渡りました。

チャート岩石帯を通って

観音瀬から今度は、デコボコした岩場を木曽川下流の方向へ歩いていきました。
しばらくすると、岩場にしま模様が現れ始めます。

チャート岩石帯

さらに歩いて行くと、鉄分が含まれているらしく、赤いしま模様が含まれるようになりました。
どうやらチャート岩石帯の中を歩いているようです。

チャート岩石とは、堆積岩の一種で主成分は二酸化ケイ素。
放散虫や海綿動物などの死骸が海底にうず高く積み重なってできる。

チャート岩石帯の色合いは、できた環境が違うのか、場所によっていろいろと違っていました。
ひとしきりデコボコした岩場を歩いたあとは、竹林の中へ入っていきます。

竹林の小径と二つ岩

さて栗栖の渡し跡を通り過ぎたあとは、明るい竹林の小径を通って二つ岩を見に行きました。
タケノコが地面から突き出ているので、つまずかないように歩いていきます。

竹林の小径を抜けると、「二つ岩」と名付けられた 2つの巨岩が、木曽川の中に浮かんでいました。
神さまの宿る磐座(いわくら)として、祀(まつ)られている訳でもなさそうです。

二つ岩からふたたび竹林の小径を歩き始めると、荒れ放題で漂流物があちこちに散らかっていました。
もう見るべきものは無いので、栗栖ラインロードを途中で切り上げています。

あとがき

そもそも栗栖の渡しは、木曽川上流の栗栖古渡と対岸の坂祝町取組・勝山をつなぐ渡し船でした。
明治になるまで軍事的な理由から、大きな河川に橋が架けられなかったので、交通の要衝だったのです。

ところが明治中期になって、国道21号線(現 県道207号線)が開通すると、大幅に利用客が減少しました。
明治後期には岩屋観音下流に移されますが、大正末期に犬山橋が開通すると赤字経営に転じます。

昭和中期の伊勢湾台風がダメ押しとなって結局、廃止されてしまいました。
新しい道路やトンネル、橋ができると大多数の人は便利になりますが、不利益を被る人もいるということです。

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