久しぶりに日本海が見たくなって、国道8号線を北上し、福井まで行ってきました。
しかし、海岸沿いの道路は交通量が多いので、めぐってきたのは内陸の今庄(いまじょう)付近です。
ただ今、北国街道の今庄宿の中を散策しております。
もと御札場だった古民家レストラン
さて黄色い土壁の家を後にして、またしばらく歩いていると、今度は古民家レストランがありました。

ここのお屋敷も昔は、御札場(おふだば)だったところです。
福井藩は藩札の使用を強制していましたので、旅人や商人は今庄宿で、金貨銀貨と藩札を交換していたのです。

古民家レストランの正面には、「古民家れすとらん しげじろう」と書かれた黄色い垂れ幕が下げてありましたが、入り口の戸に張り紙があり、当日はお休みとのことでした。
なお車でお越しの方は、JR今庄駅の駐車場をご利用くださいとのことです。
だいたい見終わったので駅へ

本当は、すぐ北側にある旅館「川端屋」さんの 1階で、バッテラ鯖寿司を買おうと思っていました。
しかし、普通の魚屋さんだったので入りにくく、買いそびれてしまいました。

北国街道 今庄宿 散策マップを見ながら、今庄宿をぷらぷらと歩いてきましたが、もうこのあたりで目ぼしいものは、だいたい見終わったようです。
すぐそこの矩折(かねおれ、指金のように曲がった道)から、JR今庄駅へと戻る道がありましたので、もう帰ることにしました。
駅のお土産コーナーで
さてふたたび JR今庄駅に戻り、お土産コーナーに向かいました。
いざ、お土産コーナーに入ってみると、地元の商品がところ狭しと置いてあります。
実は今庄宿を歩いたときに、気になった商品があったのですが、宿場町の中を持って歩くのは辛いので、駅で買えないかと思っていたのです。

お土産コーナーを探してみると、入り口近くのすぐ目につく場所に、それは置いてありました。
高田由平商店の紅梅液
気になった商品とは、高田由平商店の梅肉(ばいにく)と紅梅液(こうばいえき)です。
最初は、そっと梅肉の箱を手にとってみました。

しかし梅肉って、種をとって潰しただけの、ただの梅干しのような気がします。
申し訳ないけど梅肉は、商品台に戻してしまいました。

その代わりに手にとったのが、紅梅液です。

これからの暑い季節、紅梅液を水で薄めて、氷をいくつか浮かべて飲めば、さっぱりして、きっとおいしいに違いありません。
紅梅液を飲んでみました(2018.07.24)

ところで今日の昼間、紅梅液を水で薄めて飲んでみました。
紅梅液の味を端的に言うと、まるでアルコールの入っていない梅酒です。
梅酒の味は好きだけど、アルコールが苦手と言う人に、おすすめの一品ですね。
液垂れ防止キャップ希望(2019.08.07)
久しぶりに JR今庄駅で買ってきて飲んでますが、液垂れして瓶がベタつきます。
昔ながらのキャップのままなので、いつか液垂れ防止キャップになることを期待しています。
地酒のカステラ
宿場でもう一つ、気になったものと言えば、4軒もあった醸造元です。
しかしボクは現在、お酒を年に数回程度しか飲まないので、地酒そのものは要りません。

ということで見つけたのが、酒カステラ「蔵のかしゅていら」です。
すぐに食べてしまうのは勿体無いので、おいしく食べるため、ただ今さらに熟成させています(笑)
酒カステラを食べてみました(2018.07.25)

さきほど夜のおやつに、酒カステラを母と分けて、食べてみました。
どの銘柄かは不明ですが、今庄地酒を使った、しっとり系のカステラです。
酒カステラを口に含むと、お酒の香りがほんのりと口の中に広がります。
最後に
今まで何度も通ってきた、福井県の国道365号線のすぐ近くに、こんな良いところがあったなんて、気が付きませんでした。

これからはたまに、今庄駅にお土産を買いに、寄りたいと思います。
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