【三重】揖斐川右岸にある桑名市の観光地を巡って その5 (旧東海道桑名宿篇)

名所史跡めぐり
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以前、油島(あぶらじま)の木曽三川公園センターに行ったとき、もらった「桑名七里の渡し公園」のパンフレットを見て、久しぶりに桑名市まで来ました。

結局、当初の目的地であった「桑名七里の渡し公園」は行かずじまいになりましたが、周辺の施設をいろいろと見てきました。

【三重】揖斐川右岸にある桑名市の観光地を巡って その1 (七里の渡し渡船場跡篇)
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九華公園案内図

九華公園案内図

九華公園の二之丸跡朝日丸跡を巡ったあとは、本丸跡にある辰巳櫓跡や神戸櫓跡、天守閣跡を見て歩きました。

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ちょっとだけ旧東海道へ

帰りは趣向を変えて、すこしだけ旧東海道を歩くことにします。

一旦、柿安コミュニティパークの南端にある本多忠勝(ほんだ ただかつ)の像まで戻って、そこからは旧東海道を目指し西に向かって歩いていきました。

堀を越えて多聞橋まで来ると、向こうから羽織袴姿の人たちが歩いてくるのが見えました。
また八間通りまで来ると、道路の端にたくさんの露店の並んでいるのが見えました。

そこから推測すると、どうやらその日は何かのお祭りのようでした。

旧東海道の桑名宿の花街

花街

花街(旧東海道)

旧東海道に入ると幟(のぼり)に「くわな石取祭」と、祭りの名前が記されていました。
道路の上には何かを引きずったような跡があり、「止まれ」の文字が消えています。

くわな石取祭とは、員弁川の川原から拾ったクリの実ほどの丸い石を、春日神社に奉納する行事で、40台あまりの祭車(さいしゃ)の曳き回しも行われます。
くわな石取祭のポスター

くわな石取祭のポスター

民家の塀の「くわな石取祭」のポスターによると、祭車が曳き回されるそうで、2日間で併せて 4回も行われるようです。

桑名石取祭保存会 公式ホームページ(三重県桑名市)
桑名の春日神社の石取祭は、「日本一やかましい祭り」と言われ、祭車総数43台の山車が一堂に会する祭りは絢爛豪華で、平成19年3月には「桑名石取祭の祭車行事」の名称で、「国指定重要無形民俗文化財」に指定されました。

ハマグリ

さてこの道沿いは花街なので料理屋も多く、桑名名物のハマグリ料理が食べられるそうです。
ただちょっと予算の範囲に収まらなかったので、先を急ぎました。

脇本陣駿河屋跡には都々逸の石碑

七里の渡し跡から道なりに左へ曲がってくると、桑名宿の脇本陣駿河屋跡があります。
その門前には、桑名のことを歌った石碑がありました。

脇本陣駿河屋跡の石碑

脇本陣駿河屋跡の石碑

よく耳にするのは「勢州桑名に~」ですが、この石碑ではちょっと違っています。

勢州桑名 過ぎたるものは 銅の鳥居に 二朱の女郎
(伊勢国の桑名で優れたものは、春日神社の銅製の鳥居と二朱で遊べる遊女)

上方の落語家

こちらの方が、七・七・七・五の都々逸(どどいつ)として、字余りがありません。
「に」が取れたので、現代語訳は肯定的な意味にしておきました。

何が刻まれているのか、歌行燈句碑

歌行燈句碑

歌行燈句碑

その隣は、明治の文豪・泉鏡花や劇作家・久保田万太郎が泊まった料理旅館「船津屋」です。
板塀を辿っていくと、奥まった場所に歌行燈句碑(うたあんどん くひ)が据えてありました。

かはをそに 火をぬすまれて あけやすき  万
(カワウソに、ともし火を消されたので、夜明けに気付きやすい  万太郎)

石で遊ぶカワウソ

小説「歌行燈」の中に、料理旅館「湊屋」において「カワウソが裏河岸から這い上がってきては悪戯をする」という噂が広まる場面が、描かれているそうです。

俳人としても有名な久保田万太郎が、船津屋の主人にせがまれて、その噂を句にしました。

住吉入江とレンガの遊歩道

日差しがジリジリと照りつける中、ついでに L字になった住吉入江も見に行ってみました。
住吉入江の直前には偶然、車庫の外に出ていた整備中の蔵前祭車を見られました。

さて住吉入江の岸辺はレンガの遊歩道になっているので、散策にもってこいのようです。
すこしだけ歩いてみましたが、とても暑かったので脇道に入りました。

ちなみに遊歩道の奥に見える諸戸氏庭園は、周囲に白い覆いがされて工事中のようでした。

あとがき

以前から桑名のショッピングモールには何度も来ていたのですが、桑名の観光名所を訪れたのは今回が初めてでした。

桑名は「その手は桑名の焼きハマグリ」といわれるほどハマグリが有名なので、次はハマグリを食べに訪れたいと思います。

【三重】桑名市の六華苑(旧諸戸清六邸)を訪ねて その1 (玄関アプローチ篇)
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