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【岐阜】山県市の伊自良湖の周辺を歩く その1 (様変わりした湖畔篇)

名所史跡めぐり
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伊自良湖(いじらこ)は、岐阜県山県市長滝(やまがたし ながたき)にある農業用溜池です。
10年ほど前に一度訪れて、湖畔の静かなレストランで、湖を眺めながらペペロンチーノを食べました。

そのことを思い出したので、久しぶりに訪れてみることに。
すると湖畔の様子がすっかり変わっており、「恋人の聖地」になっていました。

仕方がないので、近くの甘南美寺にお参りして、ついでに裏山へ登ってみました。
本当は釜ヶ谷山まで行ってみたかったのですが、最初の鉄塔までで下りてきてしまいました。

伊自良湖の駐車場へ

前回、伊自良湖に行ったときは、本巣市文殊のあたりから、何となく山県市の方へ走っていき、たまたま見付けた「伊自良湖」の標識にしたがって進んでいきました。

そのときのことを思い出して、何となく標識を見ながら走っていたら、迷いもせず無事に着きました。
伊自良湖が近くなると、道幅が狭くなり、くねくね曲がっているのは、変わっていないようです。

伊自良湖インフォメーションマップ
伊自良湖インフォメーションマップ

ところが駐車場は打って変わって、明るい雰囲気の場所になっていました。
湖のほとりも整備されて、ステージラバーズロードなどのさまざまな施設が造られているようです。

伊自良湖を見るとボート乗り場

伊自良湖の中を見るために、「ラバーズロード」と名付けられたデッキに上がってみました。
湖の中には貸しボートが浮かんでおり、スワンボートまでありました。

ところが湖のどこを探しても、貸しボートに乗っている人はいないようです。
もしかすると、ボートから降りる度に消毒の手間が掛かるので、休業しているのかも知れません。

貸しボートに乗るカップル

もしやと思って、対岸に整備されている遊歩道を見ましたが、歩いている人は誰もいません。
山奥の伊自良湖まで、わざわざ何度も訪れる人はいないのでしょうか。

伊自良湖は農業用溜池

そもそも伊自良湖は、伊自良地区に農業用水を供給するために造られた溜池です。
昭和36年に工事が始まり、昭和44年に完成しました。

田んぼ

伊自良川をロックフィルダムでせき止め、その水を必要に応じて下流の伊自良地区に流しています。
なお地中を流れる伏流水もムダにせず、ダムの中に溜まるように地下工事されています。

ロックフィルダムとは、岩石を積み上げて造るダム。岐阜県だと馬瀬川の岩屋ダムが有名。

ちなみに伊自良湖は、季節の移ろいも楽しめるそうです。
春は花見、夏は涼を求めて、秋は紅葉狩り、冬はワカサギ釣りで賑わうのだとか。

釜ヶ谷歩道橋を渡って

釜ヶ谷歩道橋を渡って

湖の向こう側を見に行くため、緩やかな弧を描く釜ヶ谷歩道橋を渡ってみました。
岐阜土地改良事業所の事業説明板があったので、見てみることに。

県営水環境整備事業
県営水環境整備事業

説明板によると、伊自良湖のほとりには、長い遊歩道が一本だけ整備されているようです。
ただし遊歩道があるのは湖の東側だけで、西側は車道、ダム堰堤は立入禁止です。

遊歩道を歩いて堰堤まで行ったら、来た道を戻るしかありません。
ウォーキングやジョギングで周回もできないので、遊歩道を歩く人が見当たらないのも頷(うなず)けます。

つぎは、甘南美寺へ参拝します。

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