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【岐阜】揖斐郡揖斐川町の横蔵寺からいこいの森へ その2 (つづら折りを登って仁王門跡へ篇)

名所史跡めぐり
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岐阜県揖斐郡揖斐川町(いびぐん いびがわちょう)には、いこいの森があります。
以前、横蔵寺(よこくらじ)へ参拝したとき、設置されていた案内板でその存在を知りました。

ということで、いこいの森を散策してきました。
ただ頂上付近は一面に雪が積もっていたので、行ってきたのは旧横蔵寺本堂跡までです。

横蔵寺・いこいの森周辺地図
横蔵寺・いこいの森周辺地図

横蔵寺駐車場から、横蔵寺の境内を歩いて、瑠璃殿への石段から、いこいの森へ入り、水が涸れたまんだら滝まで登ってきました。

整備された遊歩道を歩いて

さてまんだら滝を過ぎると、遊歩道が丸石の石垣で整備されていました。
丸石は接地面が小さくて崩れやすいので、すき間にコンクリートを充填して補強してあります。

しばらく歩いていくと妙法ヶ岳華厳寺幼年令者コースとの分岐点に差し掛かりました。
旧横蔵寺跡熊谷直実の墓へは、華厳寺方面へ進むことになります。

途中には、まったく別の場所が現在地として示されている、案内板「いこいの森 遊歩道」がありました。
親切で別の場所から持ってきたと思われますが、道に迷うおそれがあります。

巨岩の点在するつづら折り

続くつづら折りの坂道を登っていると、曲がり角に巨岩が見られるようになりました。
むしろ巨岩があるのでそれ以上進めず、道を折り返したのかも知れません。

つづら折りの途中の平坦な場所には、半割丸太を座面にしたベンチもありました。
かつてはベンチから景色が眺められたと思われますが、現在は森が鬱蒼(うっそう)と茂っています。

ひときわ大きな巨岩
ひときわ大きな巨岩

その先には、一段と大きな巨岩が地面から露出していました。
いこいの森には「岩の庭園」と名付けられた場所があるので、その片鱗なのかも知れません。

すっかり廃れた展望所

つづら折りの坂道が終わりに近づくと、左側に木があまり生えていない緩やかな斜面が広がっていました。
どうやら展望所だと思われますが、近年はほとんど手入れされていないのかも知れません。

折角なので、横たわる倒木を避けながら展望所の中へ入ってみました。
もう展望所とは名ばかりで、景色は樹木に遮(さえぎ)られ、遠くの景色がほとんど見えません。

気を取り直して丸太階段を登り始めると、すぐにあずま屋が見えてきました。
休憩舎とよばれる建物のようなので、一休みすることにします。

休憩舎と礎石の遺る仁王門跡

さて休憩舎では、屋根裏に書かれた古い落書きを見て歩きながら、体を休めました。
ふたたび遊歩道を歩き始めると、目と鼻の先に白い柱が見えています。

旧横蔵寺仁王門跡
旧横蔵寺仁王門跡

近づいていくと、それは「仁王門跡」と書かれた標柱でした。
かつてはこの場所に、旧横蔵寺の仁王門が建てられていたようです。

大きな石に立て掛けられている説明板によると、5つの大きな石は仁王門の礎石だったそうです。
仁王門の場合、最低でも礎石が 8つ必要なので、残りの礎石は行き方知らずです。

さらにいこいの森を歩いていきます。

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