以前から気になっていた福井県の小浜市に、ちょっと行って来ました。
前回は、八百比丘尼(やおびくに)入定の洞穴と空印寺(くういんじ)を見てきました。
小浜で飲食店をさがして
さて、お腹が空きましたので、飲食店を探しながら歩くことにしました。

八幡神社の正面から北の方を向くと、大きな鳥居が見えましたのでまずそちらへ行き、鳥居を越えたところで、北東へ向かってどんどん歩みを進めました。

しばらく歩いて、大きな道路を横切ったあたりから、道が広くてちょっと雰囲気がいい通りになります。

そして、その通りの突き当りには、テレビでよく見るいづみ町商店街がありました。
商店街の入り口には、大きく「鯖街道 起点 いづみ町」と書かれています。
鯖街道の起点の商店街
どんなところかと期待しつつ、いづみ町商店街に入っていきました。
しかし、商店街の中はうす暗いく、やっているお店は疎(まば)らです。

休日でお客さんが多いはずなのに、どうしたことなのでしょう?
結局、営業していたのは、店先で串に挿した焼き鯖を売っている「朽木屋(くつきや)」さんだけでした。

テレビで見たときは、商店街も明るくて、どこのお店も活気がある様子でした。
しかし、実際に訪れると寂しい雰囲気なのですね。

ちなみに、いづみ町商店街の道路の中ほどには、鯖街道起点の石碑が埋め込まれています。
小浜・まちの駅はお客さんがいっぱい
さて、いづみ町商店街を通り抜けて左折し、市蛭子神社の角でもう一度、左折しました。

すると、オバマ元アメリカ大統領の胸像が建っている「ホテルせくみ屋」の横から、大通りに出られました。
左斜め前方を見ると、大通りの向こうに、地面から天井までガラス張りの建物が見えます。
まだ建てて間もない感じのその建物は、「小浜市・まちの駅」というところでした。

建物の中には、明るい雰囲気の食堂がありましたが、お客さんがいっぱいで座れそうにありません。
仕方がないので、物産販売所だけ見て、そとに出ました。

その西どなりには、芝居小屋「小濱旭座」もあります。
その日は、何か催しがあったらしく、出入り口の前はひとでゴッタ返していました。
若狭フィッシャーマンズ・ワーフへ
遠くまで歩いてみましたが、結局食べ物にありつけませんでした。
仕方がないので、もう場所を変えることに。
駐車場まで戻って、車で海岸沿いの県道235号線を北東へと走り、信号のある交差点で左折したところ、左前方に広い駐車場と巨大な建物を発見しました。

そこは、若狭フィッシャーマンズ・ワーフというドライブインでした。
お土産の前に腹ごしらえ
駐車場に車を停め建物の中に入ると、若狭地方のいろいろなお土産が並べてありました。
そこを通り抜けて奥に行くと、階段の登り口の横に、料理の写真が立て看板に貼られていて、メニュー一覧になっています。

海のそばといえば海鮮料理ですが、珍しくメニューの中に、「鯖(さば)おでん定食」がありましたので、何か特別なものを感じ注文してみることに。
サバで出汁を取ったおでん定食

階段を登って海鮮レストラン「海幸苑」に入り、料理を注文して待っていると、「鯖おでん定食」が届きました。
その「鯖おでん定食」は、サバで出汁(だし)を取っているそうです。
さっそく食べてみましたが、なぜか出汁にさかなの臭みが残っているようです。
申し訳ないけど、ボクの口には合いませんでした。
ただ、勿体ないので全部食べてしまいましたけどね。
お土産を買って帰ります
さて、せっかく小浜まで来たのですから、お土産を買わない訳にはいきません。

たしか底の浅い箱の上に、小鯛に味をつけて干したものが並べられた「小鯛の浜焼き」と、きくらげの佃煮に魚卵を混ぜた「ししゃもきくらげ」を買いました。
小浜に来て、最後に良いドライブインを見つけました。
国道27号線からも離れているので、駐車場もそれほど混んでいないし、出入りもし易いです。
次回来たときには、おいしい海鮮料理を食べたいと思います。
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