【滋賀】東近江市の石馬寺から繖山を北向観音へ その1 (駐車場から観音坂へ篇)

神社仏閣めぐり
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滋賀県の湖東地域にある繖山(きぬがさやま)は、東近江市と近江八幡市の市境にある大きな山です。
以前、ふもとの教林坊で紅葉を見たあと、観音寺城跡まで登ったことがあります。

ただ地図を見ると繖山には、もっと他にもハイキングコースや展望台があるようです。

ということで、久しぶりに繖山の中腹にある石馬寺(いしばじ)まで登ってみることに。
ついでに雨宮龍神社まで登り、尾根筋を通って北向岩屋十一面観音まで行ってきました。

繖山北部周辺地図
繖山北部周辺地図

石馬寺の大門址の前へ

石馬寺へは、きぬがさ街道から繖公園の南東の交差点で北に曲がります。
橋を渡ったところで左へ曲がり、集落の中の細い道を進むと、突き当りが石馬寺大門址です。

石馬寺大門址の前は広場になっていますが、特に駐車場だとは書かれていません。
ただ、すでに自動車が停められていたので、同じように並べて停めました。

なお広場の右側は防火水槽になっています。
その付近は駐車禁止になっているので、絶対に自動車を停めないようにしましょう。

寺の名前の由来になった、石馬の池

自動車を停めてあたりを見回すと、左側に石碑があって、その奥に蓮池がありました。
石馬の池」と名付けられたその蓮池の中をのぞくと、細長い石が泥の中に沈んでいます。

子馬

むかし聖徳太子がこの地を訪れ、乗ってきた馬の手綱をマツの木にくくり付けて、繖山に登ったそうです。
繖山から戻ると不思議なことに、乗ってきた馬が石になっていたのだとか。

太子駒つなぎの松

聖徳太子は石になった馬を悼んで、繖山に石馬寺を建てたそうです。
すぐ近くには、「太子駒徒(つ)なぎの松」と名付けられた、マツの老木も生えていました。

石馬寺の大門址

石馬寺大門址

それでは石馬寺に参拝するため、参道を歩いていきます。
まず最初、目の前に現れるのは石馬寺の大門址です。

大門址なので建物は何もありませんが、大きな礎石が地面の上に規則正しく遺(のこ)っています。

礎石が合計 12コあるので、八脚門(やつあしもん)が建てられていたのでしょう。
さぞかし立派な門だったのだと思われます。

八脚門とは、横に 4本の本柱(ほんばしら)が並び、門が倒れないように、それぞれの本柱の前後に控柱(ひかえばしら)を合計 8本、設けた門のこと。

石馬寺への観音坂を登って

石馬寺の大門址を過ぎると、観音坂と名付けられた乱れ石積みの階段が、いよいよ始まります。
ただ徒歩で約10分と書かれていたので、そんなに時間は掛からなさそうです。

僧坊跡の石垣
僧坊跡の石垣

しばらく登っていると、石段の左側に巨大で頑丈そうな石垣が現れました。
たぶん行者堂閻魔堂があった跡地だと思われます。

現在の観音坂沿いには石垣が何ヶ所も遺(のこ)っているので、さぞかし僧坊跡も多かったことでしょう。
むかしは多くの僧や行者、信仰を求める人びとが行き来した、大きなお寺だったそうです。

もしかすると石がたくさん採れたので、「石場寺」だったのかも知れません。

つぎは六所神社と石馬寺を訪れます。

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