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【岐阜】恵那市の岩村城跡へ紅葉の頃に その1 (駐車場から下田歌子勉強所へ篇)

城郭めぐり
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岐阜県恵那市(えなし)には、岩村城跡(いわむらじょう あと)があります。
奈良県の高取城跡や岡山県の松山城跡と並び称され、日本三大山城の一つに数えられています。

岩村ダムのダムカード

以前、岩村ダムのダムカードをもらいに行った帰りに、立ち寄ったことがあります。
そのときは山頂近くの駐車場から、岩村城跡本丸とその周辺を見て歩いただけでした。

今回は、ふもとの駐車場から岩村城跡本丸まで登りながら、いろいろと見て歩くことに。
やけに観光客が多いと思ったら、木の葉が赤く色づいていました。

岩村城跡 案内図
岩村城跡 案内図

岩村歴史資料館の駐車場へ

ということで、まずは岩村歴史資料館の駐車場へ向かいます。
恵那インターチェンジを降りたら、まずは右(南東)へ曲がって、適当に国道257号線に乗りました。

そのままひたすら南下していき、女城主吟醸工房のある交差点「裏山」で、岩村の町の中へ。
あとは道端の案内板にしたがって坂道を登っていくと、広々とした駐車場に着きました。

太鼓櫓

この駐車場は、かつて岩村藩主邸だった場所に造られています。
駐車場の角には、城下に時を知らせる太鼓櫓(たいこ やぐら)が復元されていました。

歴史資料館で地図をもらって

岩村城跡案内図

とりあえず岩村歴史資料館へ行って、岩村城跡の地図がないか、探してみることにします。
すると案の定、玄関から入ってすぐのところで、岩村城跡案内図が無料配布されていました。

岩村歴史資料館横の紅葉
歴史資料館横の紅葉

岩村城跡案内図を手に歴史資料館から出たら、あたりをすこし散策してみることに。
民俗資料館の方へ歩いていくと、紅葉したカエデが出迎えてくれました。

そのまま奥へ進むと古民家があったので、どうやらその建物が民俗資料館のようです。
ただ館内を見学するには、歴史資料館の入館券が必要だ、と書かれていました。

音羽稲荷神社を通り抜けて

大カエデと赤い鳥居
大カエデと赤い鳥居

しかたなく赤い鳥居の方へ歩いていくと、大きなカエデが真っ赤に染まっていました。
下の方にはまだ黄色い葉も残っており、そこはかとなく美しいです。

赤い鳥居の下まで来ると、ここは音羽稲荷神社(おとわ いなり じんじゃ)であることと判りました。
地域で大切にされている神社なのだそうです。

いつまでも神社ばかりに居られないので、登城ルートへ戻ることに。
音羽稲荷神社の社殿の裏へ進むと、段々になった斜面に丸太階段があったので、登っていきました。

実はお父さんの書斎、下田歌子勉学所

さて斜面を登った先には、下田歌子勉学所(しもだ うたこ べんがくじょ)がありました。
これは歌子の父の書斎で、若かりし日の歌子は、この部屋で豊富な蔵書を読んで知識を得たそうです。

下田歌子とは、岩村出身の教育者であり歌人であり、実践女子学園を創設した人です。
祖父・父ともに学者である家庭に生まれ、神童と呼ばれるほどに頭が良かったのだとか。

ところが女であるがゆえに、岩村藩の藩校「知新館」への入学を許可されませんでした。
女子教育に力を注いだのは、歌子のそんな苦い経験があるからなのかも知れません。

つぎは岩村城跡を登っていきます。

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