山陰地方の有名どころである、出雲大社と鳥取砂丘を回っています。
目的の2ヶ所も見終わりましたので、3日目は姫路を経由して帰ることにしました。
土砂崩れのため電車は運休!!!
姫路方面行きの電車に乗るため、出発時間に合わせて鳥取駅に行きました。
オープンスペースの待合所で待っていると、予期せぬアナウンスが!

土砂崩れのため、姫路方面行きの電車は、運休になったそうです。
旅先で、交通機関のトラブルは困りました。
そこまで下調べがしてありません。
ボクは、便利なスマホを持たない主義なのですが、こんなときだけはちょっぴり欲しくなります。
2人組の救世主が眼前に現る!

すると、同じように困っている若者2人組が、何やら話しながら歩いていました。
ボクの近くを通り過ぎるときに、つぎのような言葉が聞こえてきました。
「どうしよう、高速バスに乗ろうか?」
そういえば昨日、鳥取砂丘方面行きのバス乗り場に行くとき、建物の中を通り抜けて行ったのですが、そこにはカウンターがあり、女性が立っていました。
鳥取駅北口にある建物「鳥取バスターミナルビル」は、高速バスの切符売場も兼ねていたのです。
仕方なく高速バスに乗って京都に向かう
急いで「鳥取バスターミナルビル」に行きました。
残念なことに、姫路行きの高速バスはありませんが、京都行きの高速バスはありました。
社会科で習ったとおり、需要があるところには、供給があるのですね。
自宅に近づくため、まずは京都行きの高速バスの切符を買って、京都に向かいます。

京都行きの高速バスに乗っている間も、そとは雨が降っていました。
高速バスも途中で、土砂崩れに遭うんじゃないかとちょっと心配です。
しかし何事もなく、JR京都駅前に到着したので、ほっと一安心しました。
とりあえず京都タワーに登る

このまま、自宅に帰ってしまうのも勿体(もったい)ないので、京都観光をすることに。
ちょっと見上げると、京都タワーが見えました。
京都タワーは、JR京都駅の北側にある展望塔です。
京都にはたびたび来ていますが、JR京都駅周辺を見て回ったことはありません。
ちょっと行ってみることにしました。
京都駅前地下街ポルタに下りて、案内板にしたがって歩いていきました。
すると、京都タワーに登るためのエレベーターの前に着きました。

通し矢で有名な三十三間堂
地上100メートルにある京都タワーの展望室に出ると、古都京都のまち並みを360度、見渡せます。
すぐ近くには東本願寺や西本願寺、五重塔で有名な東寺などを見られます。
中でも一番気になったのは、三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)でした。

蓮華王院 三十三間堂といえば、通し矢(とおしや)が有名です。
お正月のニュースで、晴れ着姿の新成人が、通し矢をしている映像をよく見ます。
市バスに乗っていくと、すぐに到着しました。
三十三間堂の中は千体あまりの仏像の密集地
蓮華王院 三十三間堂は、京都府京都市東山区(きょうとし ひがしやまく)にあるお寺です。
道を挟んで北側には、京都国立博物館もあります。
長いお堂の中に入ると、千体あまりの千手観音像が、ひな壇状のところに整然と並べられていました。
また、それらの像の前列には、風神・雷神像や二十八部衆像もありました。
そんな仏像だらけのお堂の外側の廊下で、通し矢(とおしや)が行われています。
ちょっと不思議な感じがしました。
あとがき
出雲大社にも鳥取砂丘にも、無事に行って来られました。

子供の頃、祖母によく聞かされた昔話に「因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)」があります。
どちらもこの昔話に縁(ゆかり)のある土地だということは、行ってはじめて知りました。なお、このとき行けなかった松江城と姫路城は、のちに訪れることになりました。
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